グリーンブック
『ロード・オブ・ザ・リング』、『イースタン・プロミス』ヴィゴ・モーテンセン主演。『すべての美しい馬』『血と暴力の国』(『ノーカントリー』原作)の著者、コーマック・マッカーシーの最高傑作が遂に映画化。
父と子は、“世界の終わり”を旅する。父には息子が、息子には父が全てだった。 文明を失い、10年以上経つ。寒冷化が進み、動物も植物も死滅した世界。僅かに生き残った人間は保存食を見つけて生き延びるしか手立てはない。餓死するか自殺するか、さもなくば理性を失った人間の餌食になるか。そんな荒廃した道なき道を、“父”と“子”は、寒さから逃れるため、南を目指して歩き続ける。寒さと飢えで極限になってなお、他人を助けようと務め、善き者であろうと心掛ける二人。父は、この天使のような息子を悲惨な現実から守ろうとする。そして父と子は“世界の終り”を旅する。人類最後の火を掲げ、絶望の道をひたすら南へ―。
[監督]ジョン・ヒルコート[原作]コーマック・マッカーシー
ザ・ロード
愛する者がいる、全ての人へ贈る…魂を揺さぶられる、父子の深い絆と愛情の軌跡―