フジコ
地上波では「絶対」に映像化不可能と言われた「イヤミス」の代表作の50万部の大ベストセラー小説、狂気×衝撃×戦慄の映像化!
2015年 R15 6話
- エピソード
- 作品詳細
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第1話
連続殺人を犯し、現在上告中で拘置所にいるフジコ。彼女の元に、女性ジャーナリスト・高峰美智子が取材にやって来る。話が38年前の未解決事件・「中津区一家惨殺事件」に及ぶと、フジコの様子が一変する…。
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第2話
「中津区一家惨殺事件」こそ、まだ10歳だったフジコが、目の前で両親と妹を殺害された事件。しかし美智子はフジコの反応から彼女こそが「中津区一家惨殺事件」の真犯人では? との疑念を抱く。
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第3話
高校生になったフジコは、初めての恋人・裕也と親友・杏奈もいて、何をやってもうまく行く毎日。そんな時、裕也に浮気の気配を感じるフジコ。しかもその相手は杏奈。フジコの衝動が弾ける…。
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第4話
20歳になったフジコは整形して美貌を手に入れ、実業家・上原英樹とも出会い、まさに栄華を極めていた。そんなフジコの前に、「中津区一家惨殺事件」後に育ててくれた叔母・下田茂子が現れる…。
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第5話
フジコの記憶がはっきりと蘇った。「中津区一家惨殺事件」で、自分の首を切りつけ、両親と妹をバラバラにした真犯人の姿を…。その頃、美智子の上司・水谷がバラバラ死体で発見される。
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第6話 (最終話)
上告が棄却されフジコの死刑が確定した。真犯人の自殺により、全ての謎が明かされたように見えた矢先、美智子は衝撃の事実に気づく…。「中津区一家惨殺事件」の真実が、ついに明かされる―!
作品詳細
イヤミスとは―後味が悪い、イヤな気分になる…そんな不快な読後感から生まれたミステリーの新たなジャンル。幸せへの渇望。愛への絶望。一家惨殺事件の生き残りの少女フジコ。お母さんみたいにはならない―いつしか幸せだけを追い求め殺人鬼となっていく。どれだけ殺したら、幸せになれるの?
愛と幸せを求め、殺人を犯し続ける悪女の壮絶な一生とは?一家惨殺事件の生き残りとしてトラウマを負った11歳の少女フジコ。だが彼女の人生はいつしか狂い始めた。「あたしは人生をリセットできる女」―呟きながら殺害を繰り返していく。なぜ彼女は殺すのか?誰が彼女の家族を殺したのか?ただ幸せになりたい、愛されたいがために殺し続けた女フジコの、あまりにも憐れで哀しい衝撃の真実とは―。