作品詳細

西部開拓時代のテキサスのある農場。父のジムは村人たちとカンサスへ牛追いに行くことになった。残されたのは母のケイティと15才のトラビス、そして6才のアーリスの2人息子。ジムは、年上のトラビスに“留守中は一家の責任者となるように”と言い残し旅立って行く。ある日、どこからともなく現れた一匹の黄色い老犬に一家の畑を荒らされてしまい、怒ったトラビスはその老犬を追い出そうとする。しかし、ワンパク盛りのアーリスは一目でこの犬を気に入ってしまう。こうして、老犬はいつの間にか家族の一員となったが、トラビスはおもしろくなかった。そんなある日、トラビスがイノシシに襲われそうになったところを、この老犬が身代わりとなって助けてくれたり、オオカミを退治するなど、名犬ぶりを発揮。トラビスは次第に老犬を好きになっていった。しかしオオカミと戦ったために老犬は狂犬病に侵され、家族にも牙をむくようになってしまった。