君が君で君だ
制作年:2017年/9話/本編時間:50分
東海郵船の社長となった階堂彬は負債の塊となった東海リゾートの処理に苦心していた。安堂やカンナの助言から、東海リゾートではなく、一流の取引先を持った東海旭商会を売りに出す事を閃く。時を同じくして、山崎瑛の元に大日ビールが繊維事業の開拓を進めているという情報が入る。瑛は滝沢比呂志(森田甘路)と共に、大日ビールに東海旭商会の買収を持ちかける。交渉相手は企画戦略担当・沢渡裕行(上川隆也)だった。
昭和61年4月、メガバンクの産業中央銀行の新人研修が行なわれていた。その最終行程は成績優秀だった2チームが行なう実践形式の融資戦略研修。それぞれのチームの代表は東京大学出身同士の階堂彬(向井理)と山崎瑛(斎藤工)。彬のチームは融資を申し込む会社側、瑛のチームはそれを吟味する銀行側になり、後代にも語り継がれる名勝負を繰り広げた。日本有数の大企業「東海郵船」の御曹司として生まれ王道を歩んできたエリート、階堂彬。父の会社の倒産、夜逃げなど苦難の道を歩んできた天才、山崎瑛。2人はそれぞれの力で人生を切り開き、同じ産業中央銀行に入行した。実は2人の人生はこれまでにも交差していた。しかし、2人はまだその事実に気付いていない。良き友人、良きライバルとして互いに刺激し合いながら、苦難を乗り越えていく2人。そして“宿命”としか言いようのない、過酷な試練が2人に降り掛かる…。
[監督]水谷俊之/鈴木浩介[プロデューサー]青木泰憲/内丸摂子[原作]池井戸潤[脚本]前川洋一[音楽]羽岡佳
アキラとあきら
向井理×斎藤工のW主演!天才2人の“宿命”を描くヒューマンドラマ