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GTO

Name: GTO
Released: 1998

サボんなよ、オレの時間。

1998年 12話

エピソード
作品詳細

第1話いち教師です

暴走族あがりの鬼塚英吉（反町隆史）は高校教師になるのが夢。友人の巡査・冴島龍二（藤木直人）から教員の補欠募集があると教えられて、喜び勇んで私立高校の面接に出かけていったが、面接官の内山田教頭（中尾彬）と学年主任の中丸（近藤芳正）からは門前払い。でも、ひょんなことから面接を受けた高校の理事長（白川由美）に認められ、教師になれるのだった。しかし、同僚たちは鬼塚をまったく無視、そして学園始まって以来の問題児ばかりのクラスが彼を待ちかまえていたのだった…。
第2話変態教師とマドンナ教師

恥ずかしい写真を掲示板に張り出された鬼塚（反町隆史）は、内山田教頭（中尾彬）に進退を迫られていた。写真は2年4組きっての秀才・菊地（窪塚洋介）がパソコンで合成したものだった。鬼塚が問いただすと菊池はすんなり認めたが、授業をボイコットして登校拒否を決め込んだ。鬼塚の説得など聞こうとしないので、冬月あずさ（松嶋菜々子）が菊池の家へいくことになった。
第3話問題教師です

鬼塚（反町隆史）は校舎の屋上から飛び降りたのぼる（小栗旬）を間一髪のところで助けた。のぼるは、みやび（中村愛美）をはじめとする女子生徒3人組から集中的にイジメられていたのだ。怒った鬼塚は冬月（松嶋菜々子）の制止を振り切って、みやびをビルの屋上から逆さづりにした。母親がワイドショーのコメンテーターをしているみやびは、鬼塚が全校朝礼で土下座して謝らないとテレビで"事件"をバラすと、教頭の内山田（中尾彬）に迫った。
第4話アイドルで金もうけ

みやび（中村愛美）たちは鬼塚（反町隆史）の授業をボイコットした。さらにみやびは彼女を慕っている朋子（黒田美樹）に命じて、鬼塚を陥れようと画策する。一方、鬼塚は桜井理事長（白川由美）から夏休み中にクラス全員を説得できなければ、即刻教師を辞めるよう迫られた。しかも夏休みの給料は半額カット。謝礼欲しさに冬月（松嶋菜々子）の写真を雑誌に投稿した鬼塚は、さらにかわいい女子生徒をアイドルのコンテストに出場させて、その紹介料をもらう計画をたてた。そして鬼塚が選んだのは朋子だった。
第5話ストーカー教師です

鬼塚（反町隆史）は夏休み期間中、快適な校長室に住みこむことにした。一方、海外旅行を予定していた冬月（松嶋菜々子）は、勅使河原（井田州彦）と特進クラスを担当させられることになり大むくれ。しかし勅使河原の熱心な授業態度に心打たれた冬月は、誘われるがまま勅使河原のマンションを訪れた。それは冬月をひそかに恋焦がれる勅使河原が用意周到に仕組んだワナだった…。
第6話生徒の母親に手を出す危ない教師

鬼塚（反町隆史）に代わり、授業に出席するように村井（池内博之）を説得することを買ってでた体育教師の袴田（小林正寛）。ところが、競泳でも短距離走でも村井があっさり勝ってしまい、袴田のメンツは丸つぶれ。村井の母親・つばさ（村上里佳子）はトラック運転手。事故で亡くなった父親は、鬼塚が憧れていた暴走族の総代。暴走族あがりの鬼塚とつばさは意気投合した。そして2人は一緒に飲みに出かけた居酒屋で、袴田と冬月（松嶋菜々子）にはち合わせする。
第7話援助交際する教師

鬼塚（反町隆史）は冬月（松嶋菜々子）をデートに誘うが、いつものごとく怒らせてしまった。ムシャクシャした鬼塚は冴島（藤木直人）にそそのかされてテレクラに電話をかけたが、待ち合わせ場所にやってきたのは、なんと教え子の知佳子（白川みなみ）だった。その上、ホテルから出てきた2人の様子を同僚教師の中丸（近藤芳正）に目撃されてしまった。
第8話二学期の始業式にクビになる教師

みやび（中村愛美）の母親でPTA会長の麗子（田島令子）が学校に乗り込んできた。保護者を集めた役員会で、麗子は援助交際したと決めつけて知佳子（白川みなみ）とえりか（林知花）に退学を、そして鬼塚（反町隆史）には即刻解雇を学校側に要求してきた。冬月（松嶋菜々子）は必死に事情を説明するが、自分の保身しか頭にない内山田教頭（中尾彬）は麗子の要求を受け入れた。
第9話生徒を無理やり退学させる教師

朋子（黒田美樹）が学校を辞めたいと言い出した。スカウトされて沖縄の芸能スクールに誘われたのだ。それを聞いた朋子の両親や冬月（松嶋菜々子）は猛反対。思い止まるよう説得するが、鬼塚（反町隆史）だけは日本一のアイドルを目指せ！とけしかけて、朋子に無理やり退学届を書かせてしまう。
第10話冬月の部屋に泊まり興奮する教師

鬼塚（反町隆史）は生徒たちと一緒に模擬試験を受けて、400点を下回るようなことがあれば、教師を辞めなければならなくなった。そこで冬月（松嶋菜々子）がつきっきりで鬼塚の勉強をみることに。一方、みやび（中村愛美）は死んだ恋人によく似た真一（原田篤）に夢中になるが、真一は何か企んでいた。それに気づいた村井（池内博之）の忠告も聞かず、みやびは深夜の遊園地に向かう。
第11話美人看護婦にしかられる暴力教師

真一（原田篤）に刺されて入院した鬼塚（反町隆史）を冬月（松嶋菜々子）はつきっきりで看護していた。そのころ、真一の父親で文部省の高級官僚でもある藤堂真人（篠井英介）が聖林学苑に乗り込んで、学校つぶしまでちらつかせて事件の責任を言及していた。しかも真一が事件をマスコミにリークしたおかげで、取材陣が学校に殺到していた。内山田教頭（中尾彬）はあくまでも鬼塚個人の問題として処理しようとするが、藤堂はそれでは納得しなかった。
第12話（最終話）グレートなティーチャーです

聖林学苑は神南学園に吸収合併されることになり、教師は内山田教頭（中尾彬）をはじめ全員解雇された。鬼塚（反町隆史）はトラック運転手として、冬月（松嶋菜々子）はスチュワーデスの研修を受けて、新しい人生を歩き出していた。しかし聖林学苑の取り壊しが始まった日、事件は起こった。鬼塚が2年4組の教え子たちと共に校舎に立てこもった…。