孤独のグルメ Season9
Season1放送スタートから9年、遂にSeason9に突入!変わらず通常営業、再注目&再評価の「独り飯」が開幕!!さらに、懐かしのお店も再登場か?
2021年 12話
予告編
- エピソード
- 作品詳細
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第1話 神奈川県川崎市宮前平のひれかつ御膳と魚介クリームコロッケ
井之頭五郎(松重豊)は数年振りに横浜・白楽のキッチン友に訪れ空腹を満たす。満腹でボーッとする中、滝山に紹介された商談相手・村井美咲(りょう)が待つ神奈川県の宮前平に向かう。商談中に突然、「滝山さんが言っていた通り」となぜか話が脱線し、村井が独身の五郎にお互いフリーだと突然アプローチをかけてくる。五郎は愛想笑いで誤魔化し、なんとか商談を終える。気づけば夕方の5時になり、空腹を満たすべく店を探すことに。しかし、進んだ先がまさかの長い上り坂で、次第に暑さと空腹で息が荒くなりバテバテになる。やっとの思いで坂を登りきった五郎の目の前に現れたのは雰囲気漂う「とんかつ屋」。渡りに船と入店したが五郎を新たに悩ます難問、王道のロースと目覚めのヒレが立ちはだかる…。
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第2話 神奈川県中郡二宮の金目鯛の煮付けと五郎オリジナルパフェ
仕事で神奈川県の二宮駅に訪れた五郎(松重豊)は商談までまだ時間があり喫茶店で仕事をすることに。お店のメニューには、自由に組み合わせが選べるオリジナルパフェの文字が!仕事どころではなくなった五郎。悩みに悩み決められない五郎は店員に紙をもらい、ある作戦でパフェを決めることに。しっかりパフェを満喫した五郎は喫茶店を後にし、商談先に向かう。取引相手の南は、奥さんのいないところでは口が達者だが、奥さんが来ると急に黙り込んでしまうのだ。南と商談を終えた五郎は気づけばすっかり空腹に。店を探すことにするが、なかなか店が見当たらず、さっきの喫茶店に戻ることを考える。すると、はるか前方に「金目の煮付」と書かれたのぼりを発見する。心惹かれた五郎はその店にむかうことに!海沿いに建つ『魚料理屋』で五郎は新たな食べ方を開発する…!?
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第3話 東京都港区東麻布のムサカとドルマーデス
大きな荷物を抱えた井之頭五郎(松重豊)。たどり着いた先は東麻布にある「パナマ大使館」。五郎は取引相手の大使館職員と商談を終えたものの、ついでにパナマのコーヒーを飲んで感想を聞かせてほしい、と言われるのであった。日本人男性の代表としてのコメントと、圧をかけられながらも、なんとかその場を乗り切り大使館を後にする。広い公園で雨が降る中、五郎は缶コーヒーを片手に、久しく海外に行ってないことを考える。「ガイコク飯」が恋しくなり、気が付けばすっかり空腹になっていた。店を探していると、お宝が発掘できそうな雰囲気漂う「東京タワーwith東麻布商店街」を見つける。商店街には数々の料理屋が並んでいる。そんな中、五郎の目に留まったのは、「ギリシャ料理」。まさに、さっきまで考えていた「ガイコク飯」である。心奪われた五郎は、ギリシャ料理店の中へ足を踏み入れるのであった…。
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第4話 東京都府中市新町の鰻の蒲焼チャーハンとカキとニラの辛し炒め
仕事で国分寺駅を訪れる井之頭五郎(松重豊)。商談先のカフェについた五郎は、取引相手の小谷武雄と話を始める。小谷は開始早々、「これにします」と、まさかの即決。決断の早さに五郎は、思わず関心する。しかし、話を進めるうちに、小谷は他のデザインに目移りし、最終的には持ち越しになり、まさかの長期戦となってしまった。長い商談を終え、カフェを後にした五郎はすっかり空腹に。駅まで空腹じゃもたない、迷うのはこりごりと考えた五郎は、最初に見つけた店に入るという短期決戦に挑む!しかし、たまたま見つけた商店街の中を探したが、店がなかなか見当たらない。駅まで戻ろうと考え直したその時、五郎の前に現れたのは「中国料理」の看板。迷うことなく即決し短期決戦に挑むが200種以上のメニューが五郎を悩ませ…。
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第5話 静岡県伊東市宇佐美の牛焼きしゃぶと豚焼きしゃぶ
井之頭五郎(松重豊)は数年ぶりに静岡県河津町を訪れ、かどやのわさび丼を食べていた。昔と変わらない主人のわさび愛に笑みをこぼす五郎。久しぶりに本場のわさび丼を満喫した五郎は、商談のため伊東市宇佐美駅に移動する。商談先の相手は、知り合いの美容師・横山綾香。商談中に回覧板を持ってきた近所のおばちゃんと横山の会話にどこか和まされつつ、商談を終えた五郎は、美容室をあとにする。宇佐美のきれいな空気を味わいながら海を眺める五郎は気づけばすっかり空腹に。海沿いにある宇佐美の旨い魚料理の店を探すことに決めた五郎は歩き出す。しかし、魚料理どころか、のどかすぎて飲食店が一軒も見当たらず、ギラギラと照り続ける太陽に体力を奪われて次第に五郎はバテバテになる。するとそこに現れたのは「焼肉」の看板。精肉店と隣接する「お肉屋さんが営む焼き肉」五郎は喜び勇み店に入り…。
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第6話 東京都豊島区南長崎の肉とナスの醤油炒め定食と鳥唐揚げ
仕事で落合南長崎にやってきた井之頭五郎(松重豊)。今回の商談相手のアプリ開発会社CEOの森本はカタカナやビジネス用語を混ぜるタイプの人であった。いまだガラケーを使っている五郎からしたら、新しい言葉やシステムにはついていけるわけもなく、話が噛み合わない。商談を終えると五郎は疲労ですっかり空腹になっていた。そこで五郎は新しいシステムや言葉にごまかされないまっとうな食事で空腹を満たすことに。路地で迷っていると、目の前に現れたのはKPでもTSでもなく雰囲気「良」の【割烹・定食】の文字。五郎は探していた真っ当な食事がここにあると、悩むことなく定食屋へ足を踏み入れるのであった…。
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第7話 東京都葛飾区新小岩の貴州家庭式回鍋肉と納豆火鍋
小岩で打ち合わせを終えた井之頭五郎(松重豊)。久しぶりにほど近い「珍々」を訪れたが、ドアの張り紙には「17時~20時」の時短営業の文字が。「珍々」の味を惜しみながらも、次の商談のため、隣の駅の新小岩まで歩くことに。しかし、五郎が想像していた以上に距離が遠く、なんとか商談相手の武田がいるトレーニングジムに到着する。商談を始めた五郎だが、せっかく来たから、と、武田にウォーキングマシンをすすめられ、また歩くことに。ここに来るまでかなり歩いてきたのに、さらに歩かされ商談を終えると、すっかり空腹になっていた。空腹を満たすべく、店を探していると、五郎の目の前に飛び込んできたのは「麻辣火鍋」!五郎は、もう一汗かこう、と入店するが…。
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第8話 群馬県高崎市のおむすびと鮎の塩焼き
群馬県高崎市にて「焼きまんじゅう」のお店の席に座っている五郎(松重豊)。運ばれてきたのは、タレがたっぷりかかった、アンイリの焼きまんじゅう。さらにアンナシも食べ、小腹を満たした五郎は店を後にし、商談相手の藤山(田中俊介)が待つ事務所に向かう。藤山と一緒にいた事務員・白川(磯野貴理子)に五郎は手土産の洋菓子を渡すと、藤山は白川に耳打ちをし、お願いする…。商談も終わりかけ「焼きまんじゅう」を白川が買って戻り、五郎に藤山が進めるが、既に食べてきたことを五郎が話すと、藤山は白川に「皆で食べて」とすぐに下げられてしまう。さっき食べてきたものの、まだまだ焼きまんじゅうを食べたかった五郎。おかげで一気に空腹になり、店を探すことに。すると、五郎の前に現れたのは「おにぎり処」。この出会いは何かの縁だ、と入店するが…。
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第9話 福島県郡山市舞木町ドライブインの焼肉定食
仕事で福島県郡山市にやってきた井之頭五郎(松重豊)。郡山駅まで五郎を迎えに来た商談相手の木村の車に乗り、デコ屋敷が建ち並ぶ民芸品の工房へ向かう。工房にて、商談を終えた五郎と木村は車で市内に帰るはずが…。たどり着いた先は舞木町にある木村の実家であった。お昼ご飯を食べていかないかと木村に誘われるが、五郎は、このあと仕事で宇都宮に行く用事もあり、お腹も空いていないから、と誘いを断る。木村の実家を後にした五郎は、駅にたどり着く。お腹が空いていない、と木村の誘いを断ったが、本当は空腹であった五郎は、電車を待っていられず、駅を出て店を探すことに。しかし駅前には店がなく、国道を目指して歩く。すると五郎の目には「ドライブイン」の文字が!入口まで行くと営業しているのがわかり、迷うことなく店に入るが、そこは…。
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第10話 栃木県宇都宮市のもつ煮込みとハムカツ
郡山の商談を終え、次の商談のため宇都宮にやってきた井之頭五郎(松重豊)。商談相手の小坂里美が働いているホテルの披露宴会場へたどり着く。早速商談を始めるが、小坂は「初めて任された企画なのでなんとしても成功させたい」と張りきり、五郎に次々と案を出す。小坂の熱意に押されながらもなんとか商談を終え、結婚式場を後にする。すっかり空腹になった五郎は、店を探すことに。すると現れたのは赤提灯の居酒屋。昔訪れた門前仲町の居酒屋を思い出し、どこか運命を感じた五郎。久しく食べてない居酒屋メニューに心踊らせ店に入る…。
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第11話 東京都豊島区巣鴨のチャンサンマハと羊肉ジャージャー麺
ボードゲームができるカフェで、真剣な表情で悩む井之頭五郎(松重豊)。12歳の女の子・あやめちゃん相手にチェスをしていた。さっきルールを教えてもらったばかりの五郎は、長考した割にあっさり負けてしまう。その後、商談相手のあやめちゃんの父・野川が帰って来て商談を終えると、あやめちゃんにまたチェスを誘われてしまう。しかし、五郎はこれから仕事があるから、と逃げるように商談先を後にする。気が付けば、すっかり空腹になっていた五郎。店を探すが、全く見当たらず、駅まで戻ることを考える。すると、五郎の目の前に現れたのは馬の絵と羊メニュー多めの看板。先ほどのチェスで、あやめちゃんに教わった【守るより、攻めろ】の言葉を思い出し、思い切って店に入るが…。
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第12話 (最終話) 神奈川県伊勢佐木長者町のチーズハンバーグと牛ヒレの生姜焼き
仕事で伊勢佐木長者町にやってきた井之頭五郎(松重豊)。古い街並みを通り、商談相手の伊藤良介が経営するお米屋さんにたどり着く。中に入ると、伊藤の妻の寛子が出て来て、五郎は何故か怒られてしまう。実は、夫の釣り仲間が営業マンのフリをして、夫を釣りに連れ出そうとしに来ていると勘違いされていたのだ。なんとか誤解が解け、商談を始めるがお米屋さんで売っている【おむすび】が気になり商談に集中できない。なんとか商談を終え、お目当ての【にんにくおむすび】を買おうとするが、売り切れてしまっていた。すっかり空腹の五郎は店を探すために歩き出す。すると目の前に「パスタ&ピザ」さらに「ファミリーレストラン」の文字が。一度は迷ったが表のランチメニューに惹かれて中に入る…。
作品詳細
輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎(松重豊)が営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描いたグルメドキュメンタリードラマです。今回のSeason9では、家族経営などの小さなお店をメインに、コロナ禍で再注目&再評価される【独り飯】をさらに掘り下げ、お腹も心も満たしてくれる飲食店と主人公の物語を構成!選りすぐりのお店と共に、かつて訪れた懐かしのお店も再訪。果たして五郎はどんな街で、どんな絶品グルメと出会うのか!?