神撃のバハムート GENESIS
世界よ、滅べ。
2014年
- エピソード
- 作品詳細
-
第1話 Encounters in Wytearp
陽気な賞金稼ぎの青年ファバロは、実直な騎士カイザルに追われていた。カイザルを煙に巻きながら、いつものように賞金のかかった荒くれ者退治に向かう。時を同じく空から一人の少女が落ちてくる。 少女の名はアーミラ。謎の少女アーミラは酒場で極北の地「ヘルヘイム」への近道を知ると豪語していたファバロを見つけ、道案内を頼むが……。
-
第2話 Escape from Livian
悪魔の尻尾が生えてしまったファバロ。それは、ヘルヘイムへの近道を教えてもらう代わりにとアーミラがした口づけ、つまりは契約の魔法のせいだった。近道を教えれば、その魔法を解くと言うアーミラ。近道など知らないファバロは、アーミラの隙を狙って元の体を取り戻そうとするのだが……。
-
第3話 Fog of Nebelville
ネブルビルにやってきたファバロとアーミラ。アーミラはファバロに、たったひとりで聖域から神の鍵を奪ったことを話す。一方、霧の森で行き倒れたカイザル。目覚めた部屋の中には、リタという名のひとりの少女がいた。
-
第4話 Reunion at Ysmenport
バッカスの「ヘルヘイムに行く船がある」という言葉を頼りに、ファバロはアーミラと共にセレファレス号に乗り込む。その船の船長をしていたのは、ファバロの父親の友人、アモンであった。一方カイザルは、リタと共にファバロを追うのだが……。
-
第5話 Rescue in Sword Valley
アーミラと、彼女をかばったカイザルは、堕天使アザゼルに捕まってしまう。誰の命令で神の鍵を奪ったのか、アーミラを詰問するアザゼル。かばおうとするカイザルにアザゼルは、アーミラがしでかしたことを教えてやるという。一方、ファバロとリタは二人を取り戻しにアザゼルの城に向かうのだが……。
-
第6話 Anatae, Part 1: Legendary Saint
アザゼルの城から逃れたファバロたち。しかし、ジャンヌ・ダルク率いる騎士団に捕えられてしまう。シャリオス王の前に引きずり出された彼らは、死罪になるかと思われたが……。
-
第6.5話 Roundup
第1話~第6話までの総集編
-
第7話 Anatae, Part 2: The Storm Rages
軟禁されたアーミラとともに、アナティ城に留まることになったファバロとカイザル。そこへアザゼル、パズズたち魔属の大群が神の鍵を奪いに襲撃してくる。ジャンヌたち騎士団が戦闘態勢に入る一方、アーミラは空腹を訴えて城の食糧を貪っていた。
-
第8話 Anatae, Part 3: Beyond The Storm
アザゼルはファバロたちによって倒された。その頃、アーミラは夢を見ていた。とある人物から、特別な存在だと告げられるアーミラ。一方ファバロとカイザルは、ジャンヌの計らいで騎士の称号を与えられるのだが――。
-
第9話 Decision in the Wailing Woods
ファバロとアーミラはアナティを後にし、ブロドシアへと向かっていた。一方カイザルはラヴァレイから、アーミラを追いかけ導くようにと頼まれる。その頃アナティでは、ジャンヌがシャリオス王によって魔女の汚名を着せられ、捕えられていた。
-
第10話 Helheim, Land of Lies
シャリオス王の手により、ジャンヌは魔女として火あぶりの刑に処されようとしていた。それを止めようとする民衆は、容赦なく騎士に切り捨てられる。罪なき民が傷つくことに涙するジャンヌ。一方、ファバロ、カイザル、アーミラは、アーミラの母親を探してブロドシアへと向かっていた。そこへ激しい地割れが起き――。
-
第11話 All Roads Lead to Abos
マルチネの手によりファバロはダークファバロと化し、神魔の鍵と融合したアーミラは、ベルゼビュートの手中に落ちてしまう。一方、リタとバッカス、アザゼルを乗せた馬車は、バハムートの眠る聖地エイボスへと向かっていた。
-
第12話 (最終話) Rage of Bahamut
神魔の鍵と融合したアーミラを取り込み、バハムートが復活の咆哮をあげる。世界が破滅へと向かう中、不敵な笑みを浮かべるもの、運命に抗おうとするもの、様々な想いが交錯する。そんな彼らの想いをよそに、ひとつの終わりが訪れようとしていた。
作品詳細
ここは、《人》《神》《魔》あらゆる種族の入り混じる神秘の世界ミスタルシア かつて、黒銀の翼持つバハムートにより世界は終焉の危機に瀕した しかし、《人》《神》《魔》は種族の垣根を越えて共闘し多大な犠牲をもってその力を封印した そして、封印の鍵を二つに分け、《神》と《魔》それぞれが有することとなったその鍵が決して一つになることのないように それから二千年以上が経ち、世界は安寧の中にあったいつしか《人》はバハムートを唯一無二の存在と考え、恐れ崇めるようになっていた そんな或る日決して盗まれるはずのない《神》の鍵がひとりの少女によって奪われる 世界の均衡が緩やかに崩れはじめた バハムートが復活の咆哮をあげるとき世界はまた絶対的絶望の淵に沈んでいく 世界よ、滅べ。誰かが、ただ切に願った