河神II－Tianjin Mystic－
浮かび上がった真実を追え！
2020年 24話
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予告編
- エピソード
- 作品詳細
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第1話 河川封鎖
水源汚染により河川が封鎖された天津。水死処理隊の小河神（かしん）こと郭得友(グオ・ドーヨウ)は、爆破と水質汚染の罪で投獄されていた。一方、秘書長となった漕運(そううん)商会の丁卯(ディン・マオ)は、水源汚染問題を解決すべく川の付け替え工事を進める。魔古道(モーグーダオ)による水中爆破後、意識を失っていた顧影(グー・イン)は病院で目を覚ます。そんな中、郭得友の公開処刑が執行されようとしていた。
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第2話 命を懸けて
漕運（そううん）商会と敵対する一生門(イーションメン)に起きた不可解な事件。一生門は稼業の掟に従い、丁卯(ディン・マオ)に３日の猶予を与え、その間に真犯人を見つけなければ殺すと告げる。郭得友(グオ・ドーヨウ)はタバコの煙を使って、事件の真相を調べる。郭得友が目をつけたのは、劇場で振る舞われたある食べ物だった。一生門の当主・崔(ツイ)家に潜入した丁卯は、崔夫妻の隠された事情を知る。
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第3話 闇をまとう薬草
新聞記者の肖蘭蘭(シャオ・ランラン)は、農業振興を目指すいとこの范君尭(ファン・ジュンヤオ)の協力を得て、新聞社を設立する。脚が治らないままの丁卯(ディン・マオ)は医師・戎傲霜（ロン・アオシュアン)から希有な治療を受ける。郭得友(グオ・ドーヨウ)は事件の真相を追及するために夜市に行き、師匠である老河神（かしん）・郭淳(グオ・チュン)が語った薬草を探す。そんな中、丁卯に与えられた３日間の猶予が期限を迎えようとしていた。
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第4話 悲恋の真実
京劇の悲恋物語から真相を推理した郭得友(グオ・ドーヨウ)と丁卯(ディン・マオ)は、一生門の崔(ツイ)夫人と恋愛関係にあった役者の聶小秋(ニエ・シャオチウ)を訪ねる。そして、郭得友は再び崔夫人の元を訪れ、一生門の当主・崔の親分が西洋医師から治療を受けていたことを知る。崔が医師から贈られた牛の本立てに目をつける郭得友。一方、丁卯はある人と定期的に会うため写真館に通っていた。
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第5話 結婚話
范君尭(ファン・ジュンヤオ)は化学肥料工場への苦情を受け、郭得友(グオ・ドーヨウ)に仲裁を頼む。その一方、天津中で郭得友の結婚話が噂になっており、郭得友は師匠・郭淳（グオ・チュン）からも身を固めろと言われてしまう。そんな中、郭得友たちが住む龍王(ロンワン)廟に来客がある。自身の結婚式の招待状を渡しに来た女優の王美仁(ワン・メイレン)だった。王美仁は顧影(グー・イン)に関する情報を郭得友に打ち明け…。
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第6話 結びつく形
丁卯(ディン・マオ)は戎傲霜（ロン・アオシュアン)との密会場所で銀鈴封(インリンフォン)による幻覚を見る。一方、郭得友(グオ・ドーヨウ)は范君尭(ファン・ジュンヤオ)に協力し、化学肥料工場への苦情を解決する。そんな中、郭得友と丁卯が捜査している顧唯良(グー・ウェイリャン)殺害の犯人が逮捕される。その逮捕を怪しむ警察署の付(フー)課長と郭得友らは顧（グー)家に潜入し捜査をする。そこで郭得友は見覚えのある形状の鍵を持ち帰る。
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第7話 相いれない同志
顧影(グー・イン)の出生の謎に悶々とする郭得友(グオ・ドーヨウ)。そんな中、水死処理隊員たちは龍王（ロンワン）廟への立ち退き要請に反発し、調査員たちを脅かすために川に入るが、工事用の照明で目をやられてしまう。この件について丁卯(ディン・マオ)は郭得友に謝罪するものの、言い争いとなる。しかし、顧唯良(グー・ウェイリャン)の死の真相を知りたいという思いが合致し、２人は刺繍工房へと向かう。
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第8話 謎の少女
街なかでさまよう負傷した少女。入院するものの、記者として会いに来た肖蘭蘭(シャオ・ランラン)の目の前で飛び降り自殺を図る。郭得友(グオ・ドーヨウ)は王美仁(ワン・メイレン)の元から持ち去った「火牛(かぎゅう)図」を夜市の万宝(ワンバオ)楼で見せ、情報を得る。一方、顧影(グー・イン)と肖蘭蘭は自殺した少女と顧唯良(グー・ウェイリャン)に関連性を見つける。そして、肖蘭蘭は少女の身元を調べるために、啓智(チージー)女子学校に行くが…。
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第9話 危険な遊戯
銀鈴封（インリンフォン）の術にかかった郭得友(グオ・ドーヨウ)は、郭淳（グオ・チュン)に目覚めさせられるものの、タバコの技を失ってしまう。郭得友はその封印を解くために戎傲霜（ロン・アオシュアン)を訪ねるが、自身の問題だとかわされる。命の危険がある“遊戯”への招待状が破れてしまい、丁卯(ディン・マオ)は強制参加を余儀なくされる。書かれた暗号に従い夜市を訪れた郭得友と丁卯は、新たな招待状を手に入れ…。
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第10話 学校潜入
郭得友(グオ・ドーヨウ)と丁卯(ディン・マオ)は最初の“遊戯”を終え、次に進む招待状を手に入れる。一方、顧影(グー・イン)は華僑商人の娘・喬ジン(チャオ・ジン)に成りすまし、啓智（チージー）女子学校に潜入。親しくなった陳似如(チェン・スールー)という生徒に、学内を案内してもらう。郭得友は和豊（ホ―フォン)楼で出された月餅を、顧影の養母・張(チャン)巫女に渡す。それを食べた張巫女の言葉から次なる“遊戯”の謎を解き…。
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第11話 明かされた秘密
啓智（チージー）女子学校で事件が起こり、肖蘭蘭(シャオ・ランラン)は取材を装って顧影(グー・イン）に会おうとする。正体がバレた顧影は肖蘭蘭を逃がすために自らおとりとなり、学校に残る。そして、学校職員・白四虎(バイ・スーフー)の真実を知る顧影。白四虎は別人の名で顧影に呼びかける。郭得友(グオ・ドーヨウ)と范君尭(ファン・ジュンヤオ)は顧影を救うために学校に潜入。一方、丁卯(ディン・マオ)は最終の”遊戯”に１人で臨もうとしていた。
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第12話 取り戻せない過去
背中に施された入れ墨の毒素を抜くために入院した顧影(グー・イン）。郭得友(グオ・ドーヨウ)は顧影に顧唯良(グー・ウェイリャン)宅で見つけた鍵の話をする。そんな折、王美仁(ワン・メイレン)が病室を訪れ、顧影と２人で話をしたいと言う。肖蘭蘭(シャオ・ランラン)は戎傲霜（ロン・アオシュアン)の治療を受ける。一方、丁卯(ディン・マオ)は水晶宮(シュイジンゴン)で生死を共にした高官３人と会うことになり…。
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第13話 かすかな光の先
肖蘭蘭(シャオ・ランラン)は幼い頃から見続けている夢の話を父に打ち明ける。苦しい夢を打破できる時が来たと信じていた。顧影(グー・イン）は輿入れを控え、張(チャン)巫女との別れを惜しむ。郭得友(グオ・ドーヨウ)は師匠の郭淳（グオ・チュン)に顧唯良（グー・ウェイリャン）の死因を尋ねる。一方、丁卯(ディン・マオ)は漕運（そううん）商会の元総監・胡海江(フー・ハイジャン)の好物を持って拘置所へと向かう。そして、抗えない災害が天津を襲おうとしていた。
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第14話 爆発事件の謎
丁卯(ディン・マオ)は拘置所を捜査し、そこで起こった爆発事件のからくりを解明する。一方、肖蘭蘭(シャオ・ランラン)は范君尭(ファン・ジュンヤオ)と共に実験を行い、別の爆発事件の原因を究明する。そんな中、３つの爆発事件の容疑者３人が見つかるが、その者たちもまた事件の被害者だった。郭得友(グオ・ドーヨウ)は龍王(ロンワン)廟に捜査が入ることを断固拒否してふさぎ込む。
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第15話 禍事（まがごと)
水死処理隊・鉄牛(ティエニウ)の事件は、郭得友(グオ・ドーヨウ)に追い打ちをかけ、仲間との確執を深める。一方、天津に起こった干ばつにより、漕運（そううん）商会は存続の危機に立たされていた。郭得友は郭淳（グオ・チュン)の霊前で鉄牛の事件を捜査する許しを請い、消滅したタバコの煙の技を使おうとする。丁卯(ディン・マオ)は責任を取るために辞表を書き、肖蘭蘭(シャオ・ランラン)を連れて天津を去ろうとする。
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第16話 冷凍室の闇
郭得友(グオ・ドーヨウ)たちは鉄牛(ティエニウ)の腹から見つかった手がかりをもとに、１号冷蔵倉庫を捜査する。一方、漕運（そううん）商会の魚四(ユースー)は事件に関与したと見られる手にやけどを負った１号冷蔵倉庫の作業員を見つけ出す。郭得友と丁卯(ディン・マオ)は倉庫の主任・趙栓（ジャオ・シュワン）の元に乗り込み、事件の真相を追及する。冷凍室に入った郭得友と丁卯は、暴れる趙栓からの攻撃を受け…。
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第17話 西洋文化の余波
郭得友(グオ・ドーヨウ)と肖蘭蘭(シャオ・ランラン)は夜市で教えられた流民窟に入り、謎の男から話を聞く。その男はグーテンベルク協会と郭淳（グオ・チュン)たちに関する20年前の出来事を語る。西洋医学の力で疫病を抑えたグーテンベルク協会。そんな中、丁卯(ディン・マオ)は捜査の手がかりとなる入庫記録にない荷を龍王（ロンワン）廟に運び込む。一見、何も特別なことはない箱を確認する郭得友だったが…。
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第18話 連鎖
９牛事件で大騒ぎの天津で、銀行の金庫が空になるという事件が発生。財源だった黄金が消えて軍の給金支払いが滞り、さらなる混乱が巻き起ころうとしていた。丁卯(ディン・マオ)は天津都督の敖旦(アオ・ダン)から、金庫事件の捜査を任される。一方、郭得友(グオ・ドーヨウ)は赤ヒルが隠されていた箱を手がかりに、川の祭礼を始めた李鳳城（リー・フォンチョン）の弟子で棺職人の黄呈忠（ホアン・チョンジョン)にたどり着く。
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第19話 言い訳の捜査
李鳳城（リー・フォンチョン）の弟子の１人である張呈篆(チャン・チョンジュワン)の情報を得た郭得友(グオ・ドーヨウ)と顧影(グー・イン）。張呈篆を探すために墓場へと向かう。郭得友は墓前で妓楼の花茶券を拾う。そして、向かった蔵翠(ツァンツイ)楼で、変装した丁卯(ディン・マオ)と遭遇。２人は花茶券を使い、包子(パオズ）店で聞いた胸にアザがある月紅(ユエホン)を指名する。そんな折、郭得友を追ってきた顧影が乗り込んできて…。
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第20話 祖師の罰
郭得友(グオ・ドーヨウ)が引き揚げた軍用車から影絵一座の人形が見つかるが、李鳳城（リー・フォンチョン）の弟子で影絵職人の劉呈懋(リウ・チョンマオ)は“祖師の罰”で死亡していた。李鳳城の弟子たちはなぜ軍用車を使って黄金を手に入れることができたのか、渦巻く謎。一方、肖蘭蘭(シャオ・ランラン)は茶業商会の汪兮ミャオ（ワン・シーミャオ）会長の元を訪れ、会長の次男・汪梓壬(ワン・ズーレン)の死に丁卯(ディン・マオ)が関わっているのではないかと疑念を抱く。
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第21話 黄泉（よみ）での謝罪
大師兄である張呈篆(チャン・チョンジュワン)をひどく恐れていた黄呈忠（ホアン・チョンジョン)。黄の口から、李鳳城（リー・フォンチョン）の弟子４人の真実が明らかになる。そして、郭得友(グオ・ドーヨウ)は黄呈忠から李鳳城の水中墓の捜索を託される。一生涯をかけた黄呈忠の願い。彼の不可思議な言葉から場所を探し当てた郭得友は、自身が戻らなければ丁卯(ディン・マオ)に伝えろと仲間に言い残し、川の中へと姿を消す。
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第22話 特殊能力
死の淵に立った郭得友(グオ・ドーヨウ)は幻の中で顧影(グー・イン）に諭され、幽霊秤(ゆうれいばかり）を突き破ろうとする。そして、特殊な能力が備わった郭得友は、劉呈懋(リウ・チョンマオ)の死について糸口を見つける。郭得友と丁卯(ディン・マオ)、顧影と肖蘭蘭(シャオ・ランラン)は戎傲霜(ロン・アオシュアン)の診察室を訪れるが姿は見当たらず、そこにいたのは銀鈴封（インリンフォン）の術にかかったある男だった。男は丁卯たちが聞き覚えのある住所を口にする。
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第23話 水命（すいめい）の者
戎傲霜(ロン・アオシュアン)は指名手配されるが、行方不明のまま。肖蘭蘭(シャオ・ランラン)の精査により、川の付け替え工事計画の真実が判明する。崔(ツイ)にアスピリンを処方した医師・泰伯(タイ・ボー)を調査した丁卯(ディン・マオ)は、治水専門家のジークムントを訪ね詰問する。だが、ジークムントの口から出たのは恐ろしい警告だった。一方、郭得友(グオ・ドーヨウ)は夜市で天津に伝わる水の儀式について話を聞き…。
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第24話 （最終話） 命ある限り
郭得友(グオ・ドーヨウ)たちは炎の中から命からがら脱出する。持ち帰った１冊の本に目を通した郭得友は、“君主としての尭(ぎょう)”を書いたその本から、９牛２虎１鶏にまつわる事件において重要な事実を知る。これまでの事件で白リン弾が使われていないことから、郭得友は龍王の祭祀に目をつける。そして、郭得友たちは天津を守るべく船に乗り込む。
作品詳細
天津の壊滅を目論む連化青（リエン・ホワチン）の策略によって、感染すると凶悪化するウイルスに河が汚染されてしまった天津。それを阻止しようと奔走した郭得友（グオ・ドーヨウ）だったが、組織の一味として捕らえられ、絞首刑にかけられてしまう。一方、丁卯（ディン・マオ）はウイルスから人々を守るため、ワクチンの集団接種を提案するが、西洋医術を不信がる天津の人々はそれを受け入れない。そんな中、郭得友の葬列が街の中心街を通りかかると、突然棺が開き、死んだはずの郭得友が人々を襲い始める。居合わせた丁卯がワクチン注射すると、見る見るうちに郭得友の症状が収まった。実はこれは、郭得友の濡れ衣を晴らし、更にはワクチン接種を促そうと、郭得友と丁卯が考えた芝居だった。そんな中、漕運商会のライバルで、丁卯の河川工事に猛反対していた一生門の崔（ツイ）会長が突然死する。なんとその死体は、一瞬にして腹部が腐食し、真っ二つになっていた。一生門の部下たちは、最初に発見した丁卯が犯人だと騒ぎ立て、3日以内に解明できなければ死罪だと言い出す。丁卯を救うため、郭得友は“煙”の術でその真相を解き明かそうとするのだが…。
