プロディガル・サン 殺人鬼の系譜 <シーズン2>
殺人鬼の心の中に潜入せよ
2021年 13話
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予告編
- エピソード
- 作品詳細
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第1話 処刑人の流儀
妹のエインズリーの衝撃的な行動以来、マルコムはいまだに混乱の中にいた。彼は妹の気をそらし、家族をまたバラバラにしかねない秘密から母親のジェシカを守らなければならない。そんな状況から逃げようと、マルコムは首切り事件を担当するが、捜査で頼れるのはただ1人、父親のマーティンだった。そのマーティンは、クレアモント精神科病院に戻るが新しい同房者に手を焼き、JTは勤務中に差別に直面する。
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第2話 悪魔祓いの死
神父が自身の教会で遺体となって見つかる。マルコムは捜査に乗り出すが、事件が自分のトラウマを思い起こさせ、頭を悩ませる。息子の捜査に協力しようとするマーティンは、囚人仲間のフライアー・ピートに相談する。一方エインズリーは、母親のジェシカがギルとの関係について何かを隠していると心配する。ダニ、ギル、マルコムは差別に苦しむJTを励まし、組合に相談するべきだと勧める。
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第3話 名門校の闇
母校で校長が殺害され、退学になった母校に戻らざるを得なくなったマルコム。そこで彼は、過去の厄介な秘密と向き合う。一方ジェシカは、ギルとの関係を終わらせた自分の決断について悩んでいた。マーティンは囚人仲間のフライアー・ピートが主催する聖書の勉強会に参加し、距離を縮めていく。そんな中、JTは予定日を過ぎても生まれてこない我が子にやきもきするのだった。
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第4話 クレアモントの殺人
クレアモント精神科病院で殺人事件が起こり、重大犯罪課が担当する。マーティンは事件の目撃者でもあり、マルコムの担当事件に直接関わることができると舞い上がる。仕事に復帰しようとしているエインズリーは、マルコムが何かを隠していると感じ、聞き出そうとする。そうしながらも2人は協力して、お気に入りのカーペットを処分した子供たちの行動を不審に思う母の疑念を晴らそうとする。
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第5話 人形たちの館
「デビュタント殺人」と呼ばれる事件が発生し、競うように犯人を追うマルコムとエインズリー。しかし、エインズリーの執念深さに、本当の動機は何か勘ぐってしまうマルコム。マーティンはそんなエインズリーの様子を嬉々として見守るが、ジェシカは彼女を休暇に連れ出したいと考える。JTは組合の代表と会い、彼を差別した警官に対して正式に苦情を申し立てるべきか決断を迫られる。
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第6話 理想の世界
幽霊が住むと噂されているホテルで、改築を担当していた建築士が殺害される。エインズリーは数々の不正がささやかれるホテルのオーナーにインタビューを試みるが、何も聞き出せない。そのインタビュー映像から手がかりを得たマルコムだったが、ホテルで何者かによってエレベーターシャフトに突き落とされてしまう。気を失ったマルコムが目覚めたのは、現実とはかけ離れた夢の中の世界だった。
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第7話 美しい顔のたくらみ
エインズリーの行動に、いまだにショックを引きずっているマルコムだったが、新しい事件の捜査に当たる。有名な美容整形外科医が無残な姿となって見つかったのだ。一方マーティンは、クレアモント精神科病院の診療室での仕事を得て、謎に満ちた医師ビビアン・キャプショーのもとで働くことになる。一方ジェシカは、妹の予想外の訪問を受けるが、再会を素直に喜べないでいた。
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第8話 ヘビの頭
世界的に有名なユーロポールのプロファイラー、サイモン・ホクスリーがニューヨークに降り立った。彼は、重大犯罪課の捜査する事件と、海外で見つかったエンディコットの遺体との間に関連があると考え、ウィットリー家に疑いの目を向ける。マルコムは、ついに秘密が暴かれるのではないかと心配でならない。一方、マーティンは診療室での仕事を通して、医師のビビアン・キャプショーという人物を知っていく。
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第9話 キラーバスタス
ギルの親心からの心配をよそに、マルコムは新しい事件の捜査に加わる。イドリサも所属するウェブ探偵集団、通称「キラーバスタス」も注目していた人物が鳥殺しからエスカレートし、ついに殺人を犯したのだ。一方、ジェシカは自身の本を書くために、過去のトラウマに再度向き合わなければならなくなり、ギルに助けを求める。またマーティンとキャプショー医師との関係に緊張が走る。
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第10話 カゴの中のネズミ
マルコムはマーティンと距離を置こうと決心し、クレアモント精神科病院からの電話を無視するが、ジェシカは暴露本の執筆のためにマーティンとの過去に飛び込んでいく。一方マーティンは、目前に迫った秘密の計画を実行する前に、何とかマルコムに連絡を取ろうと必死になり、キャプショー医師は囚人たちの怪しい様子に疑惑を持ち始める。そんな中、ニューヨーク市警は激情型の犯罪を捜査する。
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第11話 脱獄者たち
クレアモント精神科病院で衝撃的な脱獄事件が起き、マルコムは限られた時間の中で、複数の殺人鬼を追い、捜し出さなければならなくなる。連邦保安局も捜査に当たる中、脱獄犯の1人が使用していた携帯電話が見つかる。登録されていた番号は1件のみで、マルコムたちはそこに電話をかけてみるが、出たのは思いもよらな
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第12話 慈悲の天使
脱獄したマーティンの捜索は暗礁に乗り上げ、実の父である殺人犯のプロファイルができていなかったことに苛立ちを隠せないマルコム。ついに連邦保安官のエミリー・ルイスから捜査を外されてしまうが、簡単に引き下がりはしなかった。誰にも取り合ってもらえないマルコムを見かねたダニは、彼と共に手がかりと思われる倉庫を訪れるが、そこで突然マルコムが姿を消してしまう。
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第13話 (最終話) 最後の週末
キャプショー医師の証言から、警察はマルコムが父であるマーティンの共犯者であると断定する。しかし、重大犯罪課だけはキャプショー医師の嘘を暴こうと、ジェシカと共に大胆な作戦を実行する。一方、謎のファックスを受け取ったエインズリーは、「ウッズマン」と呼ばれる連続殺人犯を見つけることがマーティンたちの発見につながると重大犯罪課に持ちかける。果たしてマーティンは本当に変わったのか、父と息子の歪んだ関係の結末は?
作品詳細
プロファイラーであるマルコム・ブライトの私生活は、シーズン1の最終話で妹のエインズリーが衝撃的な行動をとって以来、いまだに混乱続きだ。彼は妹を言いくるめ、さらに母親のジェシカをこの秘密から守らなければ、また家族がバラバラになりかねない。そんな頭の痛い状況から逃げようと、マルコムは次々と事件の捜査に加わる。現代に甦った首切り事件に、デビュタント殺人、はたまた母校の校長殺人事件まで。しかし捜査の過程でマルコムは、過去の暗い秘密とも向き合わなければならなくなる。一方、マーティンはクレアモント精神科病院へ戻され家族との再会を心待ちにし、ジェシカは暴露本の執筆のために、家族の忌まわしい過去を掘り下げる。シーズン2では、クレアモント精神科病院の謎に満ちた医師としてキャサリン・ゼタ=ジョーンズが、また世界的に有名なユーロポールのプロファイラー役でアラン・カミングが参加。ダークで倒錯した13のエピソードが、連続殺人犯の息子の波乱万丈な人生を描き出す。あなたは、目撃者となる覚悟はあるか。