ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突
激震が走る「第二章」戦火の火ぶたが切って落とされる!
2012年 R15 10話
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第1話 王の乱立
ロブはラニスター家打倒を目指し、ジェイミーを捕虜にしたまま進軍。新旧の反対勢力から新王ジョフリーの地位を守るため、ティリオンが王都キングズ・ランディングにやってくる。ドラゴンストーン城では、前王の弟スタニスが王位継承権を主張。一方、ナロー・シーの向こうでは、孵化したばかりの3頭のドラゴンを連れたデナーリスの一行も王位奪還を目指し、共に戦う同志と飲み水や食料を求め、赤い荒野をさまよっていた。そんな中、ジョンと“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”は“壁”を越え、厳しい極北の地を進んでゆく。そんな中、野人の南部進軍の噂を耳にする。
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第2話 粛清
母サーセイと叔父ジェイミーの不貞の噂を聞いたジョフリーは、母への腹いせに父ロバートの落とし子を片っ端から始末させる指令を出し、追っ手は“壁”を目指す“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”の新兵一行とアリアの元にも迫る。王都で起こった血の粛清を受け、ティリオンはある臣下を追放することで太后サーセイを牽制する。一方、偵察として行かせた騎士の戻りを待つデナーリスに衝撃的な出来事が待ちうけていた。そんな中、シオンは戦いに船を必要としているロブを助けるため、9年ぶりに鉄(くろがね)諸島の父を訪ねる。 王都襲撃の作戦を練るスタニスは、信仰する“光の王”の女祭司メリサンドルに息子を与えると言われ…。
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第3話 鉄の決意
“赤の王城(レッド・キープ)”で王都の運営方針をめぐりサーセイと衝突するティリオンは、小評議会の中に潜む彼女のスパイを暴く手段として、3名の小評議会参議にそれぞれ違う内容で、ある政略結婚の話を聞かせる。キャトリンは同盟を結ぶためレンリー王や新妻で妃のマージェリー、そしてお妃の兄ロラスのもとを訪ね、共通の敵ラニスター打倒の同盟を結ぼうと持ちかけるが、レンリー王らには別の考えがあった。一方、ウィンターフェルに残されたブランは、依然、予知夢に悩まされていた。ある夢を見たブランはルーウィンにその夢の解釈を求める。ロブを助けるために船を調達しようと父と姉に再会したシオンだったが、父に認めてもらうため、ある決断を下す…。
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第4話 光と影
新王ジョフリーはロブの軍に惨敗したことに腹を立てサンサを痛めつけるよう命じる。一方、キャトリンはスタニスとレンリーに互いの確執を忘れ共にラニスター家に対抗しようと説く。一方、水も食糧も尽き、途方に暮れたデナーリス一行は、商業で栄えた大都市クァースという町の門を叩く。そんな中、ラニスター家の部下に捕らわれたアリアとジェンドリーが“ハレンの巨城(ハレンホール)”に連れてこられる。2人の運命は“マウンテン”ことグレガー・クレゲインの手の中にあった。アリアはタイウィンの酌取りを命じられる。キャトリンを訪ねたリトルフィンガーは、娘と引き換えにジェイミーを解放しないかと提案。共に王座を狙うバラシオン家のスタニスとレンリーは互いに宣戦布告。その晩、スタニスの側近メリサンドルの身に異変が起こる。
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第5話 ハレンの巨城
ある人物の死により、バラシオン家の内部抗争に終止符が打たれる。ある夜キャトリンがレンリーを説得していると、何者かが彼を襲撃。キャトリンは野営地を去り、リトルフィンガーはある行動を起こす。“十三人組”の一人を味方につけ何とかクァースの門をくぐったデナーリスたちは謎めいた住人の歓迎を受ける。そんな中、ティリオンは新王ジョフリーが謎の兵器を使ってキングズ・ランディングを守る計画を立てていることを知る。タイウィンの酌取りとなり、彼らの戦術会議に耳をそばだてる日々を送るアリアは、以前助けた凶悪犯ジャクェンからある申し出を受ける。一方、壁の北側ではジョンと“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”は“最初の人々”と呼ばれる古代の砦にたどり着く。
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第6話 古今の神々
ロブがタリサに惹かれ始めた矢先、シオンがウィンターフェル城を急襲したとの知らせが入る。王都ではジョフリーへの不満が爆発した民衆が暴動を起こしていた。一方、クァース一の富豪を名乗る商人が結婚と引き換えに船を調達してやるとデナーリスに持ちかける。そんななか、アリアは身元を隠して給仕係として仕えるタイウィン公のもとに、ある思いがけない人物が訪ねてきたことで危機的な状況に陥ってしまう。壁の北側ではジョン・スノウが野人の女を捕らえる。
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第7話 義なき男
留守の間に何者かに侍女らを殺されドラゴンも連れ去られてしまったデナーリスは、ドラゴンが“不死者の館”にいることを知る。シオンはウィンターフェ城にシオンはブランやリコンらの姿がない事に気づき、追っ手を放ち、近隣の村人を尋問する。捕虜の身から解放されたいジェイミーは、王都からの遣いで来た遠縁の従兄を利用することを思いつく。一方、壁の北側では、捕らえた若い野人の女イグリットを連行していたジョン・スノウが野人の縄張りに入ってしまう。
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第8話 決戦前夜
ウィンターフェル城にいるシオンのもとに姉のヤーラがやってくる。ヤーラはシオンに撤退を勧めるがシオンは城に留まると言い放つ。タイウィンがついに出陣することを知ったアリアは、ジャクェンに最後の願いを告げ、“ハレンの巨城(ハレンホール)”からの脱走を図る。一方、娘たちを取り戻すため、リトルフィンガーの提案に乗ったキャトリンが、ロブに黙ってジェイミーを解放する。ロブは自分に内緒で重大な事を進めた母キャトリンを責める。壁の北側で野人の集団に捕まったジョン・スノウがリーダーの元へ連行されている頃、スタニスの軍勢は刻一刻と王都へ向けて船隊を進めていた。
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第9話 ブラックウォーターの戦い
スタニスの船隊は王都へ迫りつつあった。ティリオンは怯えるジョフリー王を前線に立たせる。パイセルは太后サーセイに、もしもの時を考え自決のための毒薬を渡す。そんななか、戦闘へ向かう新王ジョフリーはサンサを呼び、新しい剣にキスをしろと強要するのだった。そして、ついに戦いの火ぶたが切られ、迎え撃つティリオンとラニスター家は必死の攻防を強いられる。何十隻もの敵の戦艦に対し、ティリオンはある作戦によりたった一隻で迎撃する。敵軍の大破に成功したものの、スタニス率いる軍の一部は王都に上陸。ティリオンは怖気づいて退散したジョフリーに代わり兵隊を鼓舞して戦う。玉座の間に避難していたサーセイが運命を受け入れようとした瞬間、扉が破られ…。
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第10話 (最終話) 勝者
戦闘で傷を負い意識を失ったティリオンだったが、目覚めると頭に包帯が巻かれた状態でベッドに寝かされていた。スタニスに勝利した新王ジョフリーは玉座のある謁見室で戦闘で功を立てた者を称え、祖父タイウィン公に国の統治を引き受けてほしいと“王の手”に任命。ラニスター軍と同盟を組み参戦したロラス・タイレルには、サンサとの婚約を破棄して彼の妹マージェリーを王妃にすると約束する。一方、ウィンターフェル城を占拠したシオンは北部軍に囲まれ、ルーウィンはシオンに降伏するよう進言する。孤立無援となったシオンの部下までも謀反を起こす。デナーリスが“不死者の館”でドラゴンを見つけた頃、“壁”には真の脅威が迫っていた…。
作品詳細
壮大なる序章を経て、ついにウェスタロス全土を揺るがす戦乱の火蓋が切って落とされた第二章は、これまで以上に戦記の色が濃くなり、玉座を狙う者たちの熾烈な戦いが繰り広げられる。海軍大臣だったスタニス・バラシオンは、本拠地ドラゴンストーンで自らこそ正統なる後継者と名乗りを上げ、キングズ・ランディングへと進軍。彼の弟レンリー公もタイレル家と手を組み、玉座を狙う。北の王を宣言したロブ・スタークはラニスター軍を相手に快進撃を続けていた。三者がめざすキングズ・ランディングではラニスター家の支配力が強化され、サーセイは摂政女王として君臨。だが鉄の玉座を継いだジョフリーの残酷さは日に日にコントロールが難しくなっていく。父タイウィンの代理として“王の手”に就いたティリオンは、そんな2人だけでなく、王の小評議会のクセ者たちを相手に七王国の政治を統べるために奮闘していた。一方、東の地でついにドラゴンの母として目覚めたデナーリスにも試練が続く。わずかなドスラク人を率いて砂漠をさ迷う彼女はまずこの地を生き延び、戦力を補強する必要に迫られていた。七王国の政治には関与しない“壁”ではホワイトウォーカーの脅威だけでなく、“壁”の外で生きる野人たちとの熾烈な戦いが本格化し始める。さらに王都に残されたサンサ、逃げ出したアリア、バラバラになったスターク家の運命は…。スタニス、レンリー、ロブ、そしてジョフリーを擁するラニスター家の玉座争いの物語が本格的に動き出したことで、七王国の諸名家は誰の味方につくべきか、それぞれの思惑が繰り広げられ、戦況は混迷を極めていく。これまでクローズアップされてこなかった名家、グレイジョイ家とタイレル家も第二章でいよいよ動きを見せ始め、陰謀と裏切りのドラマはますますヒートアップしていく。 第二章ではさらに新キャラクターも登場。スティーブン・ディレイン演じるスタニス公がついに姿を現すほか、女戦士ブライエニーなど、いずれも注目のキャラクターがそろっている。激しさを増していく七王国の玉座争い。その外では伝説の異形の種族ホワイトウォーカーが動き出し、野人たちも“壁”を越えるべく戦いを挑む。壮大なドラマは始まったばかりだ。