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月照らす、君を想ふ ~The Moon Brightens for You~
月照らす、君を想ふ ~The Moon Brightens for You~
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月照らす、君を想ふ ~The Moon Brightens for You~

偉大な武術の達人になることを夢見る戦清泓(せん・せいおう)は、父親の許しを得て、10年に一度開かれる武林の盟主を決める大会へ参加するため、君安を訪れる。

2020年

字幕

予告編

  • エピソード
  • 作品詳細
  • 第1話

    武林藩では前盟主・林ショウ天が亡くなって以来、盟主不在の状態だった。そこで新しい盟主を決定し"七星剣法"を継承するために、各地から武芸者が集まっていた。戦家の女家元として、清泓は武林大会への参加を決意する。初めて見る君安城にお上りさん状態の清泓。実は林ショウ天の息子で江湖一の美男と名高い林放に会うことも、目的のひとつだった。しかし、すごい人だかりで林放を見ることができなかった清泓は、一目だけでもと屋敷に忍び込む…。

  • 第2話

    江湖で有名な盗人・鳳不飛が、暖心珠という宝を狙っている。そんな噂を耳にした清泓は、鳳不飛と夏侯将軍の争いに紛れ、暖心珠を手に入れる。しかし、盗まれた秘伝書を追っていた温宥と出会い、偶然とはいえ乙女の辱めを受けてしまう。翌日、清泓は林家の招きを受け、先日屋敷で出会った青年が林放であることを知る。武林の英雄・林ショウ天を父に持つ林放だが、不治の病で戦いに必要な内力がなく、清泓の力を借りて武林大会に出たいという。

  • 第3話

    山賊の白虎団に捕まった清泓は、暖心珠を使って危機から脱しようとする。一方、鳳不飛によって誘拐された林放は、同じ洞窟の裏側にいる清泓の悲鳴を聞き、彼女を救おうとする。一度は危機を脱した清泓だったが、今度は鳳不飛から暖心珠を奪われそうになる。また、武林大会を数日後に控え、盟主代理の顧家で、各門派を迎えた宴が執り行われる。清泓も戦家の代表として出席するが、遼東の猛士の蘇覇天から父親への誹謗を受け、勝負を挑む。

  • 第4話

    蘇覇天との勝負で負傷した清泓は、顧家で傷を癒やしていた。そんな清泓を、林放は飾り灯籠の祭りへ連れ出す。一方、温宥も幼なじみの華姚姫の願いで、妹の柔と共に灯籠見物に出かけ、清泓たちに出くわす。ある夜、夏侯将軍の家に林放の姿があった。そこで彼は武術が使えない分、知略で勝負すると夏侯に武林大会での秘策を明かす。武林大会当日、林放と共に戦うことを誓った清泓は、温宥に対して共に協力して戦おうと提案する。

  • 第5話

    林放の知略と清泓の驚鴻掠影で、ふたりは第一関門を無事突破。途中出会った温宥と共に、次に駒を進める。大勢の大会負傷者を診る温柔のところに夏侯将軍が現れるが、照れなのか夏侯はその場をすぐ後にしてしまう。第二関門に科せられたのは将棋。参加者自らが将棋の駒となって戦う、皆が協力し合わなければならないものだ。しかし、参加者たちは我先にと駒に用意された服を奪い合い戦う始末。そこで林放は皆をまとめるための知略を巡らす。

  • 第6話

    戦清泓、林放、温宥の3人は、団結して第二関門を突破し、最終関門に駒を進める。しかし、途中、林放が刺客に襲われてしまい、林放は養父の顧岳で黒幕であると疑うが、顧岳の評判を知る温宥はそのことを信じられずにいた。やがて、真の実力が試される第三関門の口火が切って落とされ、武芸者たちは盟主の座を掴み取るため戦いが始まる。しかし、顧岳の家来である季蕭然が、林放を真っ先に殺そうとし、顧岳の企みが明らかになる。

  • 第7話

    新たな盟主は林放となった。しかし、林放をかばい鳳不飛に倒され意識を失った戦清泓は、そのことを知らずにいた。一方、武芸大会での無理がたたり、林放の病は悪化していた。さらに、顧岳の企みが明るみになり、林放は窮地に立たされていた。沈臙脂は主を救うため、清泓に暖心珠を分けて欲しいと頼みにいく。快諾した清泓は暖心珠を林放に飲ませるが、暖心珠は体力のない者が飲むと毒になりかねない薬で、さらに林放を苦しめてしまう。

  • 第8話

    新盟主・林放や補佐する義侠たちは、宰相が開く祝いの宴に集う。戦清泓は盟主を守る護法となり、温宥は副盟主となって、皇帝から雌雄双剣の褒美を手に入れる。しかし、宴の最中、温宥を慕う華姚姫からの嫌がらせを受け、清泓は席を立ってしまう。機嫌を直すために追ってきた温宥は、遂に自分の気持ちを清泓に伝える。ある時、如意門で事件が起きた。何者かが門人や門主の家族を連れ去り、使用人が金鈴花を模った武器で殺されていたのだ。

  • 第9話

    夏侯将軍から最強の剣法を学ぶことになった戦清泓と温宥。雌雄双剣を互いに持ち替え修練に励んでいた二人は、唯一無二の剣法書「破輦剣譜」から更に修練する。一方、陸明の消息が掴めない林放は、温宥や蘇覇天らを捜索隊とした。捜索に加わりたい清泓は、華姚姫から宮廷に呼びつけられた温宥の不在に乗じ、蘇覇天らと出発してしまう。やがて清泓は下手人の武器である金鈴花から名案を思い付き、如意門の人々が幽閉されている家へ辿り着く。

  • 第10話

    炎の刺客・芳姑に脅され、林放の暗殺を謀った陸明。林放は顧岳に処罰を委ねるが、これは炎と通じている事件の黒幕・顧岳を追及するためだった。顧岳はしらを切り通すが、息子である顧彦の証言や証拠によって、彼の陰謀が明らかになる。父を裏切った顧彦だったが、前盟主・林ショウ天の死の真相と引き換えとして、林放に父の減刑を懇願する。しかし、顧岳の口から出たものは、林放たちへの恨みだけだった。改心の望みを絶たれた顧彦は責任を取る。

  • 第11話

    顧岳を追って、蒼梧に出発した林放、戦清泓、温宥たち。町に着いた一行は早速、青龍団と意玄教たちから無礼な洗礼を受ける。憤る清泓に反し、林放は涼しい顔。清泓を連れて町の見物に出かける。一方、顧岳は青龍団と意玄教をまとめ、改めて策を授ける。その夜、開かれた歓迎の宴の席で敵地にいることも忘れて、清泓と温宥が油断して酩酊してしまう。やがて宴が終わり、客亭へと引き上げた林放が謎の刺客団に襲われてしまう…。

  • 第12話

    温宥の誕生日に、母からもらった玉佩を贈ろうとする戦清泓。しかし、誤って裘家の門主・裘安に渡してしまう。しかも、清泓に一目惚れした裘安は、なかなか玉佩を返してくれない。一方、温宥は贈り物をくれるまでそばを離れないと、清泓の恋心を更に熱くさせる。ある時、林放の命を受けた温宥と清泓は、意玄教の悪党に変装し、青龍団の賭場を襲う。賭場荒らしに李木中は激怒し、曹陽と対立するが、顧岳は林放の仕業だと見抜き両者を諫める。

  • 第13話

    林放は意玄教と青龍団を酒楼へ集め、蒼梧の問題の決着をつける。李木中と曹陽は林放に刃を向けたが、その場で成敗された。逃亡した青龍団副頭領の李木希追討の命を受けた裘安と清泓たちは、隠れ家で死闘を繰り広げる。清泓は見事に李木希を討ち果たしたが、木希の弟子・霍揚に倒されてしまう。清泓への想いを夏侯に打ち明けた林放だったが、彼を蝕む毒が恋愛感情を制御しなければ悪化してしまうことが分かり、林放は自らの運命に心乱れる。

  • 第14話

    温宥と裘安が意玄教と青龍団の悪行を調べているところに、清泓と霍揚が現れる。そこで霍揚は一族が彼らによって殺されていた事実を知り、霍揚は改めて清泓の弟子となる。君安に戻ることになった温宥はある夜、清泓を呼び出し婚姻を申し入れる。嬉しいはずの清泓だったが、なぜか返事を先延ばしにしてしまう。君安へ出立の日、清泓は婚姻の申し出を受け入れ、旅立つ温宥を見送るのだった。林放と清泓は新たな地、臨州へと向かう。

  • 第15話

    林放は藍を舞姫に仕立て、周博への接近を試みる。しかし、藍では成功しないことを知る戦清泓は、自ら周博の前へ出る。清泓を見初めた周博は、清泓を差し出す条件に林放との面会を承諾する。一方、君安へ帰還した温宥は華姚姫を差し置いて参内を済ませ、早々に帰宅してしまう。温宥は婚姻の話を両親に伝えるが、相手が清泓だと知り父が激昂、部屋を後にしてしまう。孫を思う王宰相が、華姚姫と温宥のことを皇帝に伝えていたのだ…。

  • 第16話

    林放たちは、漸く周博の邸に招かれる。同じ頃、林放の宿では、戦破敵らが、清泓の相手の温宥の話で盛り上がっていた。酒宴も終わり、改めて林放は周博に協力を求めるが、見返りに清泓が欲しいとはぐらかされてしまう。そして周家の執事・鍾不鳴の勧めで、林放たちは邸に逗留することにする。敵地へ足を踏み入れた林放は情報を求め、霍揚たちに屋敷を探らせようとする。しかし、清泓は霍揚に林放を護らせ、自ら邸の秘密を探しに行く…。

  • 第17話

    「七星剣譜」を奪うため鍾不鳴が仕組んだ陰謀だったが、周博の裏切りで一芝居打った林放と戦破敵は難を逃れる。やがて臙脂たちの援軍も駆けつけ、鍾不鳴と鳳不飛は邸を放棄する。ある日、林放の病を案ずる夏侯将軍が温柔を訪れ、病に効く薬の調合を頼む。そこで温柔は夏侯に贈った菓子が、華姚姫が温宥のために作ったものだと知り、姫の誤解を解くよう兄に促す。しかし、姫は皇帝に二人の婚姻を認めさせ、聖旨が間もなく下されることに…。

  • 第18話

    清泓との婚姻を反対された温宥は家出してしまう。そんな中、皇帝からの聖旨が届き、温宥が華姚姫との婚姻を賜り、儀式の日まで温邸は禁軍によって取り囲まれてしまう。夏侯将軍は温宥を追って事情を話し、共に君安へと戻る。婚姻を拒めば温家の一族郎党に害を及ぼすと分かっているが、温宥は清泓への想いが断ち切れない。そんな息子を思って父の温ジャオは、宰相の王敦に聖旨の撤回を求めるが、逆に人質として邸に閉じ込められてしまう。

  • 第19話

    清泓たちは、戦破敵の馬車を発見するが、そこにあったのは両親や兄弟弟子の無残な姿だった。清泓は皆の亡骸を戦家山荘へ連れ帰り手厚く葬るが、悲しみに打ちひしがれ、魂の抜け殻のようになってしまう。同じ悲しみを味わった林放は気持ちを察し、そっと清泓傍に寄り添うしかなかった。温宥は家族や清泓のため華姚姫との婚姻を受け入れる。一方、「七星剣譜」を手に入れられなかった幽冥三魔は持ち主が林放であると考え、新たな計画を練る。

  • 第20話

    華姚姫のフ馬(皇女の配偶者)となった温宥の心は冷めきっていた。華姚姫は何とか自分へ注意を向けようと、温柔に起こった縁談話の手助けをしようとする。しかし、かわいい妹を秘書丞という寡夫に嫁がせてはならぬと、父を問質すためフ馬府を出て行ってしまう。一方、君安に帰還した林放は、温宥がフ馬となったことを清泓へ隠しきれないと行動に出る。フ馬府へやって来た林放は、温宥に清泓との一切の関係を断ち切り、絶縁しろと伝える。

  • 第21話

    林放と清泓は皇帝から明威将軍と遊撃将軍の名を与えられ、ベン陽で起こった反乱を鎮めるよう命令を受ける。このことを知った温宥は宰相に彼らとの同行を願い出るが聞き入れられず、散騎常侍として清泓たちを送り出すことになる。出発の日。話しかける清泓に温宥は何も答えられず、心の中で清泓たちの無事を祈り送り出す。ベン陽の城外へ到着した林放たち。しかし、彼らは敵の杜増と勘違いされ、友軍である高建華将軍から攻撃を受けてしまう。

  • 第22話

    杜増率いる大軍を待ち構えるベン陽軍は、兵長たちがいがみ合い団結せず、特に羅武という暴れ者が幅を利かせていて、士気は上がっていなかった。林放は清泓を総師範として兵長たちを訓練させる策を考える。先ずは、荒くれ者たちを従わせるため、清泓は霍揚を使い兵長たちとの力の差を見せつけることにする。ある夜、林放の宿舎に鳳不飛が現れる。林放を見張るだけの任務だったが、つまらなくなり「七星剣譜」を盗みにきたのだった。

  • 第23話

    林放と清泓に持ち上がった疑惑に激怒した羅武は、噂する者たちと乱闘を繰り広げ、重罰に処される。自身にも否があると清泓も同じ罰を受けるが、それが兵長たちの結束を高めることとなった。一方、林放は、2日間も縛られ日光にさらされた清泓を心配し、かつ命令を聞かぬ清泓に怒っていた。ある時、軍営で人気者の藍に兵長たち言い寄る。嫉妬する霍揚は我慢しきれず藍を連れ出し告白する。霍揚の偽りのない想いに藍は、その求愛を受け入れる。

  • 第24話

    杜増軍に勝利した宴の席で、清泓は温宥が華姚姫のフ馬となったことを知り愕然とする。清泓はそのことを確かめようと君安を目指し、城を飛び出してしまう。軍紀に反する行為だったが、林放は必ず清泓が戻ることを信じ、城に立ち続け帰還を待つ。そして、温宥に別れを告げ、憔悴しきった体で帰ってきた清泓を林放は静かに寄り添うのだった。そんな中、杜増軍が炎国の支援を受け、8万もの大軍でベン陽へ戻ってくる。味方の兵はわずか2万だが…。

  • 第25話

    戦清泓の七星剣法と、霍揚ら弟子たちによる決死隊の活躍で杜増軍に大勝利した。戦功を立てた清泓と林放が宮廷に参内することになり、ベン揚に別れを告げる。しかし、帰路の途中、何者かによって清泓たちの隊列が襲われてしまい、林放が連れ去らわれてしまう。戦いのさなか、清泓の七星剣法を見た鳳不飛が、しびれを切らして林放を誘拐したのだった。そして、七星剣法の在り処を吐かぬ林放に怒った鳳不飛は、彼を痛めつけてしまう。

  • 第26話

    温宥が自分に目を向けてくれないことに苛立つ華姚姫は、祖父の王宰相に相談し、林放と戦清泓たちをフ馬府での宴に招く。林放は清泓を気遣い欠席も促すが、温宥への思いを断ち切った彼女は出席する。だが、宴のさなか華姚姫は未だ婚姻していない清泓を、温宥の側室として迎えようと提案。林放が清泓と婚姻すると言ってその場を凌いだ。一方、林放を誘拐し「七星剣譜」を奪おうとした鳳不飛を、幽冥三魔の頭・王不成は諭し、新たな策を練る。

  • 第27話

    自らの寿命を悟った林放は、裘安を呼び出し、武林の未来を託すことにする。林放はまた、武林が朝廷に取り込まれることを危惧し、強い意志を持った信頼に足る若者が欲しかったのだった。一方、林放からの求愛をなかなか受け入れることができない清泓に、藍たちはやきもきする。そんな中、侍女から林放たちの婚姻の証拠がないことを聞きつけた華姚姫が、清泓を側室にさせるべく使者を送り、無理やりフ馬府へ連れて行ってしまう…。

  • 第28話

    林放は清泓を娶ることに決め、婚姻の儀式が催される。式には華姚姫と温宥も祝いにかけつける。ただ、清泓は妻となった自覚がまだなく、林放を少し冷たくあしらってしまう。同じ頃、鍾不鳴の陰謀に加担する季簫然が霍揚に接触し、林放を裏切させようとする。釈然としない霍揚は翌日、藍との婚姻を林放に願いでた際、武林風林と家を託される。林放は季簫然の動きを知っていたのだった。林放は次の一手として、門主会議を開くことに…。

  • 第29話

    清泓へ「七星剣譜」の秘技を漏らしたことに季簫然たちは、武林に対する裏切りであると林放を糾弾する。ベン陽での戦で勝利するにはそれしか方法がなかったと林放は釈明するが、季簫然は他門主たちをたき付け、掟破りの行為であると「七星剣譜」の引き渡しを求める。そんな中、会議に霍揚がやってきて林放を問い詰める。蒼梧平定の際、師匠であった青龍団の李木中が霍揚の家族を殺したと偽造し、自分を手なずけたというものだった…。

  • 第30話

    鍾不鳴たち追手から逃れるため、林放たちは江湖を脱出するが、追いつかれた臙脂が犠牲となってしまう。林放は清泓を抱き追手を交わそうとするが、断崖まで追い詰められてしまう。覚悟を決めた二人は愛を語り断崖から身を投げる。一方、「七星剣譜」を手に入れることができなかった王不成は怒り、鍾不鳴に林放の死体と剣譜を捜索させる。知らない家で目が覚めた林放と清泓は治療が施されていたが、二人を助けた人物はそこにはいなかった。

  • 第31話

    謎の家主の奴隷となった林放と清泓は逃げ出すが、武術の達人である家主によって早々に見つかってしまい、家に引き戻される。家主は医術にも優れ、林放の毒に興味を持ったのだ。かつて炎国に伝わっていた奇妙な毒の金鳳玉露に興奮する家主は、林放の解毒を始める。しかし、その方法は毒をもって毒を出すもので、清泓は林放の身を案じる。一方、フ馬となった温宥と華姚姫の仲にも少しずつ変化が訪れ、妻を気遣う温宥に華姚姫は涙する。

  • 第32話

    フ馬府を来訪した王宰相に、温宥は手足となり働くことを誓う。そして、江東武林を朝廷の支配下にすることを各門派の門主たちを集め宣言。朝廷の掟破りに門主たちは一斉に反発するが、温宥は門主たちの家族を人質にして従わせてしまう。そんな中、鶏鳴寺の円能大師が、温宥に「七星剣譜」を託す。幽冥三魔によって兄弟子の円慧大師が殺され、もはや鶏鳴寺だけでは守りきれないというのだ。温宥は王宰相の本当の姿を知ることになる。

  • 第33話

    先輩の素性は、清泓の母の兄弟子・簡凌であることが分かった。だが、身内だと知りながら、簡凌は林放たちを谷から出してくれない。そこで清泓は秘策で簡凌を負かそうと考える。ある夜、フ馬府に夏侯将軍が呼ばれる。温宥は王宰相に従わせるために、妹と夏侯の関係を持ち出して脅迫するが、夏侯は聞く耳を持たずその場を辞去する。武林だけではなく大蕭をも危機にさらす王宰相と温宥に、夏侯は裘安と霍揚らと共に迎え撃つ準備を始める。

  • 第34話

    谷へ連れて行かれた鳳不飛は、簡凌らによって縛られ、林放の尋問で王不成の正体を明かす。そして簡凌は、鳳不飛を下働きとして生かすことにする。一方、林放は、王不成が皇帝の玉座を狙うという企みを知り、大蕭の民が苦しむ前に、これを阻止しようと考える。だが、清泓が簡凌に勝てない限り、谷から出ることが出来ない。同じ頃、温宥は夏侯将軍に濡れ衣を着せて、捕縛する。この蛮行に憤った温柔は、兄に詰め寄るが聞き入られない。

  • 第35話

    簡凌のお陰で、林放は「七星剣法」の欠けた謎を知ることができた。更に簡凌は、清泓に貴重な武術や体力・気血を良くする果物を食べさせ、戦いの準備を助ける。同じ頃、温柔が夏侯将軍と面会し文を持たされる。温柔はそれを霍揚へ渡すが、文には10月16日としか書かれていなかった…。また、武林風声を通じて清泓のかんざしが届けられ、霍揚たちは林放たちの生存を信じる。本当の「七星剣法」を身に着けた清泓は、簡凌と最後の勝負に出る。

  • 第36話 (最終話)

    簡凌に勝ち、江湖へ戻ってきた林放と清泓。そこで都を離れた林放がこの時のために用意していた緻密な計略を明らかにする。だが、「七星剣法」を体得した王不成こと王敦の力は計り知れず、林放たちは王敦の弱点を探る。そして、皇帝が祭天を執り行った翌日の10月16日、遂に王敦は動き出す。行宮に向かう王敦とその兵につき従っていた温宥は、手始めに季蕭然を討ち、林放、清泓、霍揚、夏侯将軍らと、王敦へ最後の戦いを始める…。

作品詳細

そこで、武林の前盟主・林ショウ天(りん・しょうてん)の息子で、江湖一の美男と称される林放を一目見ようと彼の屋敷に忍び込み、そうとは知らず彼と出会う。一方、林放は、ある理由から彼女に接近しようと考える。

キャスト

シン・フェイ アラン・ユー

スタッフ

[監督]蓝海瀚/王菲

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