唐王朝の幸せレシピ
食いしん坊女子、唐の都に転生す! 再生回数2.5億回以上、16の言語に翻訳された、ラブコメディの人気作!!
2021年 8話
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第1話
早食い競争の動画を配信中だった楊小小(よう・しょうしょう)は、ドーナツをのどに詰まらせて意識を失った。目を覚ますと、そこは唐代の都・長安――小小の魂は、元婉児(げん・えんじ)という女性の体に入り込んでしまったのだ。そんな、“ドラマでよくある展開”に、小小=婉児は心を躍らせるものの、婉児の許婚だという青年・白一鳴(はく・いちめい)が「カネを返せ」と怒鳴り込んできて…。
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第2話
元婉児(げん・えんじ)は白一鳴(はく・いちめい)の声でたたき起こされた。頼んだ仕事も終わらせず、婉児が外で男と酒を飲んでいたと知った一鳴は、彼女を責め立て、いつものように借金返済についての口論へ発展。そこに、物乞いと間違えられて婉児の父に捕らえられていた銭多宝(せん・たほう)が、突如割って入る。婉児に恩のある多宝は「借金は僕が返す」と宣言するのだが…。
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第3話
必勝坊で出し物を披露することにより、一夜にして250両の売り上げを立てた元婉児(げん・えんじ)。しかし、自ら踊り手に回ると、人手が足りないという根本的な問題に気づき、急遽店員の募集をかけることに。だが、集まった面々は、どれも癖のある者ばかり。人材集めに苦戦するなか、白一鳴(はく・いちめい)と街を歩いていた婉児は、ケンカ騒ぎの仲裁に入る。それが思わぬ出会いを招き…。
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第4話
元婉児(げん・えんじ)は、姉の絡奴(らくど)が経営する酔宵居へ出向いていた。「「うちは出し物をやめるから、姉さんは値引きをやめて」――意外な婉児の提案に、怪訝な表情をする絡奴。しかし婉児が、今の状況はどちらにも得がなく、共倒れを避けて公平な競争をすべきと説くと、絡奴もすんなりその提案をのむのだった。それもそのはず、彼女はすでに妹の営む必勝坊の欠点を見抜いており…。
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第5話
黒装束を着た白一鳴(はく・いちめい)と元婉児(げん・えんじ)。一鳴が彼女を連れ、向かった先は左教坊。密かに鄭ロ(てい・ろ)の身辺を調べていた一鳴は、ある取引が行われるという情報を得て、その現場を訪れたのだ。しかし、ふざける婉児の相手をしたせいで時間に遅れ、彼は好機を逃してしまったのだった。そんななか、婉児は風変わりな料理の依頼を持ちかけられ…。
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第6話
鄭ロ(てい・ろ)から酒造法の書かれた紙を握らされた元婉児(げん・えんじ)は、その現場を運悪く絡奴(らくど)に目撃されてしまった。夫に色目を使い、門外不出の情報まで手に入れようとした――あらぬ疑いをかけられ、絡奴に追い回される婉児。袋小路へと入り込んでしまった婉児は、絶体絶命のところを白一鳴(はく・いちめい)に救出されたのだが、その後、彼女は気を失い…。
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第7話
ひっそりと長安を去ろうとする鄭ロ(てい・ろ)を白一鳴(はく・いちめい)が引き止めた。「ただ答えが知りたい」と、事のいきさつを尋ねる一鳴。すると鄭ロは、塩の販売許可証を求めたのは、妻である元絡奴(げん・らくど)に実力を認めてもらうためで、屋敷を用意したのも妻に害が及ばぬよう曹(そう)王に取り計らってもらうためだと告白したのだった。物陰でその言葉を聞いていた絡奴は…。
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第8話 (最終話)
獄中での意外な男との再会により、濡れ衣を晴らし、無事に牢から出ることができた元婉児(げん・えんじ)。長安を離れる予定だったが、婉児救出のため舞い戻った白一鳴(はく・いちめい)は、彼女の乗る馬車を静かに見送るしかなかった。一方、彼女が助かったことを知らない銭多宝(せん・たほう)は、無謀にも牢獄への突入を試みて、痛い目に遭っていた。果たして婉児と3人の男たちの運命は…。
作品詳細
早食い競争の動画を配信中だった楊小小(よう・しょうしょう)は、ドーナツをのどに詰まらせて意識を失った。目を覚ましてみると、そこは唐代の都・長安――小小の魂は、元婉児(げん・えんじ)という女性の体に入り込んでしまったのだ。そんな、“ドラマでよくある展開”に、小小=婉児は心を躍らせる。“自分もドラマのヒロインのように、ステキな人生を手にできるはず!”と、我が身に降りかかった奇妙な運命も、一瞬で受け入れた小小。しかし、婉児の許婚だという青年・白一鳴(はく・いちめい)が、「婚約は破棄する」「カネを返せ」と怒鳴り込んできて…。