330ポイント~
ヒューマン・ボイス
ティルダ・スウィントンが一人芝居でみせる30分間!
2020年 30分
字幕
予告編
作品詳細
1人の女が、元恋人のスーツケースの横で、ただ時が過ぎるのを待っている。(恋人はスーツケースを取りに来るはずが、結局姿を現さない)また、そこには、主人に捨てられたことをまだ理解していない落ち着きのない犬がいる。捨てられた人間と犬。女は待ち続ける3日間、1度しか外出しない。そして、その外出で斧と缶入りのガソリンを買ってくる。女は無力感に苛まれたり、絶望したり、そして理性を失ったりと、様々な感情を体験する。まるでパーティーにでも行くかのようにおしゃれをし、ベランダから飛び降りることを考える。そこに元恋人から電話が入る。だが数種類の薬を13錠も飲んだ女は、意識を失い電話に出られない。犬に顔をなめられ、ようやく目を覚ます。女は水でシャワーを浴び、暗い心を象徴するような濃いブラックコーヒーを1杯飲んで蘇ったところで、再び電話が鳴り、今度は電話に出る。聞こえてくるのは女の声のみで、恋人の声は一切、聞こえない。女は最初は平静を装っていたが、男の偽善と意地の悪さに感情を昂らせ爆発寸前の状態に…。
キャスト
ティルダ・スウィントンスタッフ
[監督・脚本]ペドロ・アルモドバル[原作]ジャン・コクトー関連キーワード
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