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星漢燦爛<せいかんさんらん>
星漢燦爛<せいかんさんらん>
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星漢燦爛<せいかんさんらん>

数々のランキングで1位を獲得!復讐に生きる若き将軍と運命から自由になろうとするヒロインが織りなす大河ロマンス

2022年 56話

字幕

  • エピソード
  • 作品詳細
  • 第1話 掟破りの四娘子

    程家の四娘子、程少商は幼い頃から両親とは離れ離れで暮らしてきた。ある日、田舎の別宅に送られていた四娘子の元に程家から使いが来る。十数年も出征中だった両親が帰還するというのだ。わが物顔で振る舞う老婢に指示され馬車に乗る四娘子だったが、馬車の中にはなぜか汗の臭いが。その様子を高台から観察していた光禄勲副尉の凌不疑は、凱旋早々に武器を着服する嫌疑人を追っていた。凌不疑は配下を引き連れ馬車を止めると、馬車の中から意外な答えが返ってきて…。

  • 第2話 したたかな母上

    程老夫人の弟が兵器横流しの罪で捕らわれ、程家は大騒ぎになっていた。程老夫人と葛氏は釈放を働きかけるよう迫るが、不可能だと程始は跳ね返す。一方の凌不疑のもとには四娘子・程少商から藁と布切れが送られていた。その意図に気づいた凌不疑は董倉管を追い詰める。程家では程老夫人による騒ぎが続き、程少商は高みの見物を決め込んでいた。そんな娘の本性を知った蕭元イーは娘を厳しく躾けることを誓い、程老夫人に対しても夫に一計を講じて…。

  • 第3話 母屋の主

    凌不疑は董倉管の証言から兵器を着服していたのは元鍛冶師の許尽忠という官員だと突き止める。その董倉管が辺境へ流されることになり、程家に別れにやってくる。見捨てられたと逆上した董倉管は長年程老夫人や葛氏が程少商にやってきたことを洗いざらいぶちまける。程少商は葛氏の教育のおかげでろくに文字も読めないありさまだった。そんな中、年越しも近づき程始の末の弟や息子夫婦が戻ってくることに。程老夫人は葛氏に母屋を程始ら大房に明け渡すように命じるが…。

  • 第4話 毒叔母の末路

    程少商が唆した結果、自分だけ新しい邸宅に移れず母屋に残ることになった葛氏は夫の程承に当たり散らし罵詈雑言を浴びせる。そこへ蕭元イーが現れ、程承が葛氏を離縁することを葛家には伝えたと言い放つ。蕭元イーは当時娘を手放すよう仕向けた葛氏の悪だくみを全て知っていた。後日、葛家の太公と程ヤンの舅母が程家を訪れる。一方、凌不疑は許尽忠が潜伏していると思われる鍛冶場へ赴くが、許尽忠に自害されてしまう。その許尽忠の首には見覚えのある痣が…。

  • 第5話 新宅に集う新顔

    めでたく新しい屋敷へと引っ越しを終えた程家に、正月を迎えるため程老夫人の三男夫婦と程始の次男の程頌、三男で少商とは双子の程少宮が帰京する。三男の程止を溺愛する老夫人は大喜びし、少商も初めて兄たちと顔合わせをする。一方、兵器を買い手の行方を追う凌不疑も父親の城陽侯の屋敷で団らんするよう皇帝に命じられていた。その団らんの席には城陽侯や継母の淳于氏の他、縁談の相手・裕昌郡主もいたが、凌不疑は冷淡な態度でその場を後にし…。

  • 第6話 灯会での出会い

    程少宮が少商に贈った書卓を巡り奴婢同士の大ゲンカが起きてしまった程家。はなから少商に非があると誤解した蕭元イーは、程ヤンを守るために両者の奴婢だけに罰を与えようとするが、少商は母の不公平さを訴える。慌てて三叔母である桑舜華が間に入ることで事態は収拾するのだった。少商は三叔母の仲立ちもあり念願だった灯会にやってくるが、灯籠の謎かけで才子と名高い袁公子と出会う。その頃、凌不疑も捜査のため灯会を訪れていたが、裕昌郡主が川で溺れたと助けを求められ…。

  • 第7話 お初の社交場

    程家では新屋敷で程老夫人の生辰祝いが行われていた。都の名門世家も集う中、楼家の楼リーや王家の王リンといった令嬢も訪れ、程少商に対して見下した態度を取っていた。その宴で注目を集めたのが膠東袁氏の才子・袁慎だった。袁家と程家に付き合いはなかったが、袁慎はわざわざ少商を捜し出し三叔母上への謎の伝言を託す。一方、肖世子の動きを追う凌不疑だったが、継母の淳于氏が突然屋敷を訪れ裕昌郡主の生辰の宴に参加するよう勧める。その宴には少商も招かれていたが…。

  • 第8話 喧嘩上等

    従姉の程ヤンと共に裕昌郡主の生辰の宴にやってきた程少商は万家の末子・万萋萋と意気投合する。しかし灯会で凌不疑と親密になる計画を台なしにされた郡主は少商に恨みを持っていた。郡主ら令嬢たちはあからさまに少商らを侮辱するが、そこに凌不疑が現れ武将一門を軽視していると言い放ってその場を後にする。席を立った少商は肖世子に見初められた何昭君が許婚の楼ヤオと言い争う現場を目撃してしまう。その頃、怒りの収まらない王リンらはある計画を企て…。

  • 第9話 万家探訪

    母親・蕭元イーの怒りが収まるまで家出をすることに決めた程少商は、程家と一家で付き合いのある万家にしばらく滞在する。万家の屋敷には一足先に蜀の地形図を求めて凌不疑が万将軍のもとを訪れていた。翌日少商は万家の庭園の橋に修理が必要だと聞きつけ、ある計画を思いつく。その後、万萋萋を捜して馬場に行った少商は凌不疑から馬の御し方を教わり、もう1つ頼みを持ちかけられる。万将軍の持つ蜀の地形図が万老夫人の部屋に隠されているというのだが…。

  • 第10話 意地の張り合い

    万老夫人の生辰の祝いの宴が開かれることとなり、万家の屋敷に名家の面々が集まってくる。今回は決して騒ぎを起こさないと蕭元イーに約束していた程少商は密かにある計画を講じていた。そこへ凌不疑が各家の子息に庭を愛でようと回廊に誘う。裕昌郡主を始め子息目当てにやってきていた令嬢たちはもっと彼らに近づきたいと席を立ち橋へと移動、果たして程少商の計画は成功するのだった。ところがその計画は万老夫人に見抜かれており、老夫人は蕭元イーに事実を伝え…。

  • 第11話 猫を追う鼠

    カ県に赴任する程止夫妻と同行することになった程少商。その道中、楼家二房の次男である楼ヤオが追いかけてくる。楼ヤオは灯会で少商に救われて以来、少商に心を寄せていた。少商が追い払おうとするも楼ヤオは根気強く一行についていく。そんな中、清県に立ち寄ろうとした一行は物々しい雰囲気に包まれた城外の様子に不安を覚える。単身清県に向かう程止と別れ、先にカ県へ向かうことになった少商たちだったが、山道で軍馬用の蹄の痕を見つけ…。

  • 第12話 古琴の弦

    カ県では将軍の樊昌が城外を包囲し民を人質に取っていた。カ県の県令は一族の男たちと共に城外に出て戦うが全滅してしまう。樊昌ら賊軍は城内に侵入して殺戮を始めるが、凌不疑率いる援軍がかけつけ陥落の難は逃れるのだった。凌不疑は子供をかばっため背中に矢を受けるが、カ県に向かっているはずの程止家族の中に程少商も含まれていることを知り、矢も抜かぬまま救出に向かう。その頃、少商は猟師小屋で必死に抵抗を続けていたが、ついに賊の一味が砦を破り…。

  • 第13話 再興への活力

    カ県入りした程少商は殉職した県令の孫娘を見舞いに医館へ向かう。県令の一族は全員城外で敵を迎え討って死に孫娘は唯一の生き残りだった。少商は医館にいた病人たちに生きる希望を持つよう喝を入れ、楼ヤオと共にカ県を再興させるため家屋の修理に奔走、資金を集める少商の発案には県丞の程止も舌を巻くほどだった。一方、凌不疑が深手を放置していたことにご立腹の皇帝だったが、侍者より凌不疑は程四娘子の救出のため治療が遅れたことを知り…。

  • 第14話 私の選び方

    亡きカ県県令の弔いが終わり、何とか命をつないでいた県令の孫娘も死んでしまう。楼ヤオは自らの非力を嘆く程少商を慰め、将来外地で父母官になって少商と肩を並べて生きていくと誓う。その様子を遠くから見つめていた凌不疑は少商に会うことなくそのままカ県をあとにする。楼ヤオは少商を娶りたいとの旨を早速兄や母に知らせ、カ県へやってきた程始にも少商の魅力を語る。一方の程家には早くも楼家から結納の品が届いていた。楼家で娘がやってけるか案じた蕭元イーは、少商の決定を軽率だと怒り…。

  • 第15話 情愛談議

    母から楼ヤオへの感情は情愛ではないと指摘された程少商。情愛に関する書を読むも共感できず我が道を貫くことを決める。桑舜華は蕭元イーにしばらく少商の好きにさせたほうがいいと忠告するのだった。そんな中、少商は楼ヤオと散策に出かける。そこで出会ったのは桑舜華の元許婚でもある皇甫儀だった。皇甫儀の招きに応じると建物には凌不疑と袁慎の姿が。楼ヤオは2人に少商と縁談を進めていることを打ち明ける。そしてその夜、皇甫儀は少商たちにある公子とその許婚の物語を語り始め…。

  • 第16話 親の心、子知らず

    程少商は三叔父夫妻に別れを告げ、都へ戻ることに。その頃、凌不疑は母親の霍君華のもとを訪れていた。母親は孤城の件以降、錯乱し少女の頃の記憶の中で生きていた。そこへ父親の凌益が訪れる。凌益は兵器事案に深入りしないよう忠告、樊昌が脱獄したと告げる。一方、少商たちは都に到着していたが、城門では検問が敷かれ足止めを食らっていた。すると凌不疑が現れ、少商の体を気遣い程家の馬車を城内まで誘導する。その様子を見ていた程止と蕭元イーは少商に凌不疑との関係を問い詰め…。

  • 第17話 虎穴に入りて

    脱獄した樊昌は肖世子の配下から口封じにされかかるも、先を読んでいた凌不疑が現場を押さえる。凌不疑に進言された文帝は雍王に都入りするよう命令を下す。その頃、程家では息子の師を捜していたが、袁慎が名乗りを上げたため程始や蕭元イーはその思惑を測りかねていた。蕭元イーは楼氏がどんな一族か娘に知らしめるため、少商を楼家へと連れて行く。少商が嫁ぐ予定の楼家二房は主を早くに亡くしており、楼ヤオの母の二房夫人は大房夫人に太刀打ちできない立場だった…。

  • 第18話 想い人のために

    楼家という虎穴でも賢さで乗り切った程少商だったが、今度は程家の家塾に袁慎が師を務めるという悲惨な状況が待ち構えていた。少商から小難しい講義は役立たないと断じられた袁慎はある夫婦の悲劇を語り始める。その悲劇と同様のことが肖世子に嫁ぐはずの何昭君の身にも起きていた。一方、朝廷では文帝が太子や三皇子、凌不疑らを呼び雍王への対応を協議していた。凌不疑は楼氏にゆかりのある友より何将軍の戦死の報を得たと伝えて出陣を志願、皇帝にあることを願い出る。

  • 第19話 急転直下

    楼家の人々や賓客の前で皇帝に表彰された程少商。詔を渡した凌不疑は密かに少商を呼び出し、出征後は会うこともないと伝える。その晩、凌不疑は二房の長兄である楼犇より馮翊郡の地図を受け取るが、仕官の話は辞退するという。伯父の楼太傅が圧力をかけたのは明らかだった。その後、凌不疑は馮翊郡で勝利し雍王父子を捕らえて凱旋するが、何家は反乱を未然に防ぐため壮絶な戦いを繰り広げ一族はほぼ死に絶え、生き残ったのは何昭君と幼い弟だけだった。

  • 第20話 火花散る婦女たち

    凌不疑は獄中の雍王に当時の孤城陥落について問いただし、霍家の敵討ちとして自らの手で雍王を成敗、孤城への援軍要請に向かった生き残りを探すよう配下に命じる。その頃、程家に縁談について話がしたいと楼家からの使いが来る。程家から破談を申し出てほしいとの思惑は透けて見えていた。怒った蕭元イーは程少商を連れて楼家へと乗り込む。待ち構えていた楼大夫人と娘の楼リーに対し、蕭元イーと少商は遠慮なく楼家大房の抜け目のなさを指摘する。楼大夫人は激怒するも蕭元イーの平手打ちが炸裂し…。

  • 第21話 それぞれの選択

    肖世子の処刑を目の当たりにした程少商。何昭君より何家と弟を守るためにも楼ヤオと生きていくという決意を告げられた少商は、帰りの馬車で凌不疑に対しなぜ自分ばかりが不運なのかと無念の涙を流す。そして考え抜いた結果、少商は楼ヤオとの縁談をやめることに決め、両親と共に楼家を訪れて破談の意思を伝える。激しく反発する楼ヤオに対して少商は、何一族がどのように国に殉じたか、なぜ馮翊郡はカ県とは違い民の血が流れずに済んだかを告げ…。

  • 第22話 天子のやきもき

    皇帝より一家で祭典に招かれた程少商だったが、破談のことを引きずり意気消沈していた。気晴らしに馬で散策していた少商は、塔を見つけその建築様式に見入っていたがふと反太子派による密談を耳にしてしまう。密談者に追いかけられそうになった少商だったが、そこへ凌不疑が現れ少商と屋根にぶら下がり事なきを得るが、凌不疑はまたも古傷を痛めることに。凌不疑が少商を救って負傷したと聞いた文帝は、ようやく凌不疑に良縁が巡ってきたと喜び勇み…。

  • 第23話 皇宮へ参上

    負傷した凌不疑を見舞うため、父親と屋敷へ行った程少商だったが、太子や袁慎、裕昌郡主らも現れる。凌不疑は少商を辱めた王リンに冷たい一言を放ち、一行を追い返す。そんな中、かつての霍家軍の伝令官が15年ぶりに凌府に姿を現していた。伝令官は凌不疑に当時の孤城にまつわる不審な点を明かす。一方、皇帝は凌不疑と程少商の仲が進まないことにしびれを切らしていた。2人の仲を取り持つため、皇帝は少商と両親に参内するように命じる。初めての皇宮で皇帝、皇后を前にした少商は…。

  • 第24話 一世一代の決断

    いきなり五公主の洗礼を受けた程少商だったが、宴の席では公主たちや王リンにも負けずにやり返す。しかし席を外した際に履物を奪われたうえ、割れた破片が転がる地面に倒されそうになる。そこへ凌不疑が少商を助け、悔しがる公主や郡主たちを後目に少商を自分の横に座らせるのだった。皇帝、皇后、少商の両親らも席につく中、凌不疑は突然皇帝に親代わりとなって程家に縁談を申し込んでほしいと嘆願、大喜びした皇帝は早速少商の両親に申し出るが…。

  • 第25話 妻のお披露目

    程少商との婚約が決まった凌不疑は母の霍君華に身を固めることを伝える。そして霍家軍伝令官・韓武の調査により当時小越侯の麾下の軍医の行方が判明する。そんな中、楼ヤオと何昭君の成婚の宴が行われ、少商も凌不疑に連れられ楼家へ行くことに。何昭君は少商に直接謝意を伝え、楼ヤオを大切にすると約束する。しかし席についた少商を待っていたのは王リンや楼リーらによる容赦ない中傷だった。騒ぎを聞きつけた凌不疑は黒甲衛を引き連れて、女家族の席へと乗り込み…。

  • 第26話 許婚の憂鬱

    楼家と何家の成婚の宴で程少商をかばった凌不疑。その威厳に誰もが口をつぐんだが、かばってもらった少商はなぜか喜べなかった。それどころか食べ物にまで気遣われたことで反感を覚えてしまう。そして凌家との聘礼の儀が到来、仮病を使って聘礼を阻止しようと考えた淳于氏だったが、凌不疑が皇帝に願い出たことで汝陽王が皇帝代理で程家へ聘礼品を届けに行くことに。妻の汝陽王妃と孫の裕昌郡主に泣きつかれた汝陽王は曲陵侯府を訪れるが…。

  • 第27話 本当の気持ち

    凌不疑は黒甲衛に曲陵侯府を警固させるにとどまらず、屋敷中の人々を集め朝から鍛錬を行うことに。付き合っていられないと感じた程少商は夜、屋敷を抜け出して万萋萋と大酒をくらい泥酔してしまう。凌不疑におぶわれて帰ってきた娘の醜態を見て、少商の両親もあきれ返る。翌朝目覚めた少商は、酔い覚ましの汁物を持ってきた凌不疑に対して今の生活は息が詰まると感情を爆発させる。しかし両親からの言葉で少商は初めて凌不疑に対する自分の気持ちと向き合い…。

  • 第28話 神像に嫁ぐ心得

    小越侯の陣営にいた元軍医と接触した韓武は凌不疑に報告しようとするも刺客に襲われ命を落とす。凌不疑も韓武を救おうとした際、足を負傷してしまうのだった。凌不疑の負傷を知った文帝は程少商に参内を命じる。翌日参内した少商に凌不疑は破談にする気はないと伝え、少商も破談にはしないと自分の気持ちを正直に話す。そして文帝との問答を終えた少商はある者の所業を訴える。その頃、王家では車騎将軍の妻で亡き乾安王の娘・文修君のもとを寿春の守将・彭坤の使いが訪れており…。

  • 第29話 偏愛される喜び

    長秋宮で宮中の礼儀を学ぶことになった程少商。毎日凌不疑の送迎で参内するが、待ち受けていたのは案の定、難しい知識や聖賢の教えだった。しかし皇后は上から押さえつけはせず、少商の長所を認め、愛情を注ぐ。そんな皇后の姿に少商は心から敬意を表す。夜、凌不疑は少商を皇宮の城壁に連れていき、都中に灯る明かりを見せて思いを吐露し、少商に口づけするのだった。そして参内を始めて数日後、皇后の従妹である文修君が長秋宮を訪れる。文修君は激しい剣幕で皇后に迫ると…。

  • 第30話 招かれざる客

    小越侯と三公主は文修君の弟・小乾安王が寿春で鋳造してる贋金を自分たちの懐にも入れようと画策していた。そんな中、亡き霍将軍の命日に長秋宮で宴が行われることに。少商は宮中で三公主に遭遇、三公主の侍女たちから無理やり跪かされ頬をぶたれる。そこへ太子妃が現れ少商を救い東宮で治療してやるが、凌不疑は東宮にはあまり関わらないほうがいいと少商に忠告するのだった。その後、昼餉の席についた皇帝一族の前に汝陽王妃が現れ、凌不疑と縁談が決まった少商を大いに責めるが…。

  • 第31話 天下の母の苦悩

    程少商は霍将軍の法事の席で三公主の衣に細工、衣に火を燃え移らせる。赤い衣を下に着ていたことに加え三皇子が贋金の件を訴えたこともあり、皇帝は三公主を杖刑に処すよう命じる。越妃は兄の小越侯に野心を持たぬよう警告するのだった。そんな中、文修君が独断で息子に匪賊を討伐するよう命じていたことが発覚、凌不疑は太子に無能な王淳父子を罷免するよう勧めるが、身びいきする太子は冷徹になれず皇帝に叱責される。太子を案じる皇后の姿を見た少商は皇后のために力になりたいと考え…。

  • 第32話 予期せぬ波紋

    廃太子の噂が流れる中、業を煮やした五公主は皇后に訴え、皇后は怒りのあまり寝込んでしまう。皇后の寿誕の宴の差配を任された程少商は、皇后を元気づけるため胡瓜料理を差し入れる。少商の機転で皇后は粥を食べるが、駱済通や侍女の心中は穏やかではなかった。一方の太子は少商の助言を受け皇帝に素直な心情を吐露、皇帝も翌日の朝議で太子に虎符の管理を任せ、廃太子の意思がないことを暗に示すのだった。凌不疑は東宮に近づくことで太子や皇后の立場を更に悪くすると少商に忠告するが…。

  • 第33話 夫婦のあり方とは

    虎符の管理に不安を抱く太子は太子妃の従兄に命じて虎符を別院へと運ばせるが、道中で虎符を紛失してしまう。陰で小越侯が手を回していたのだった。慌てた太子は凌不疑に相談するが、太子妃も程少商を東宮に呼び知恵を借りようとしていた。凌不疑から深入りしないよう忠告されるも、少商は皇后のことを案じある動きに出る。翌朝、太子から万将軍に虎符が授けられるが、小越侯がすかさず虎符の真偽を問う。本物の虎符の中には磁石が仕込まれていた。遠くから様子を見ていた少商は…。

  • 第34話 役者揃う婚約の宴

    杏花別院で程少商を霍君華に合わせた凌不疑は、3日後に婚約の宴を行うことを決める。そんな中、婚約の宴の件を聞きつけた城陽王夫人が曲陵侯府を訪れる。慇懃な態度の城陽侯夫人に対し、少商は遠慮することなく直言、夫人は怒って帰ってしまう。そして婚約の宴当日、凌不疑の屋敷を訪れた城陽侯夫人は宴が曲陵侯府で行われることを初めて知る。朝臣やその家族が大勢、曲陵侯府を訪れる中、袁慎の姿もそこにはあった。すると汝陽王妃と城陽侯夫人が私兵を連れて曲陵侯府に乗り込み…。

  • 第35話 月と星の関係

    匪賊討伐が成功し王隆は解放されるが、文修君が軍令を偽造していたことが発覚、皇帝は文修君に自害を命じる。娘の王リンは皇后に助けを請うため長秋宮へ乗り込むも程少商が制止し、王リンに代わって皇帝に嘆願する。結果、文修君は生涯軟禁に処され、王リンは寿春へと嫁いでいくのだった。そんな中、皇后の寿誕の宴の準備を任された少商は、帝后や凌不疑に新たな手法の甘味を披露する。皇帝は凌不疑に褒美を与えるが、なぜ自分ではないのかと納得いかない少商は皇后に疑問をぶつけ…。

  • 第36話 負けず嫌いの涙

    長秋宮の差配も任されることになった程少商に嫉妬した五公主は、寿誕の宴に招いた名門世家の令嬢たちを率いて少商を池に落とし、蛇まで投げ込ませる。少商は何とか岸に上がるが、足は蛇に咬まれていた。その夜、部屋に訪れた凌不疑の前で、少商は思わず涙を流す。何が起きたのか問う凌不疑に対し、少商はあるお願いをする。そして寿誕の宴の当日。朝臣らが招かれ皇族がそれぞれ祝いを献上する中、少商が酔い覚ましに席を立つのを見計らって五公主が目配せし…。

  • 第37話 報復の流儀

    皇后の寿誕の宴が開かれる中、五皇子との密会の疑いをかけられてしまった程少商。その翌朝、少商は五公主と取り巻きの息女たちに対して報復に出る。皇帝と皇后に訴え出る五公主だったが、凌不疑の調べで密会は五公主が主導したことが発覚、数日前に少商が池に落とされたことも明るみに出る。少商の涙の理由を知った凌不疑は、少商に問うが2人はまたも言い争ってしまう。そんな中、凌不疑は五皇子を連れて少商を池に突き落とした息女の父が勤める御史台へと乗り込み…。

  • 第38話 愛を叫んで

    五公主が幕僚らを囲っていたことが都中で噂になる中、皇宮では八家の重臣たちが殴打された件を聞きつけた文帝が凌不疑を杖刑に処すると宣言する。慌てて駆けつけた程少商だったが、凌不疑は厳罰を受け入れると言い放ち、処刑場へと向かう。三皇子の取り仕切りで刑が執行される中、少商はなりふり構わず凌不疑のもとへ向かおうとするが護衛の兵に止められるのだった。その姿を皇后や越妃と眺めていた文帝は、少商のある言葉を今か今かと待ちわび…。

  • 第39話 積もる痴情のもつれ

    曲リン君は夫・梁家家主の梁尚と皇宮を訪れていたが、帰り際に太子からの品を渡される。怒った梁尚は馬車の中で曲リン君に乱暴するが、品物は太子妃の差し金だった。後日、曲リン君が梁尚を殺したという一報が入る。太子は、梁尚が殺された時間に曲リン君と別院で会っていたことを告白、曲リン君の潔白を証明してほしいと文帝に願い出る。勅命を受けた凌不疑は程少商を連れ梁家へ乗り込む。その頃、梁家では梁老夫人が曲リン君を処刑しようとしていた。そこへ梁家の嫡女であった袁慎の母・袁夫人が現れ…。

  • 第40話 首謀の尻尾

    梁尚が殺された部屋を調べていた程少商は外周と内周が違うことに気づき、隠し部屋を探し当てる。隠し部屋には凌不疑の捜査が自分に及ぶと恐れた梁家三子の梁遐が潜んでおり、そばには血のついた衣も隠されていた。少商の姿が見えないことに気づいた凌不疑は黒甲衛に梁尚の部屋を破壊するよう命令、梁遐は少商を人質に取る。凌不疑は少商を奪還するも、梁遐は梁家長子の梁無忌の手で殺されてしまう。凌不疑は事件の狙いは太子失脚であり、首謀者は梁無忌ではないと文帝に伝え…。

  • 第41話 約束の地

    梁家の事件が一件落着し、太子妃は庶民に降格、曲リン君は梁無忌に再嫁することになる。そんな中、寿春の守将である彭坤が造反したとの知らせが皇宮に届く。早速文帝や将軍らは寿春討伐の策を練るが、凌不疑が出征に名乗りを上げたため文帝は激怒する。文帝は凌不疑を早く成婚させたかったが、凌不疑にとって彭坤は孤城陥落の真相を探るための重要人物だった。程少商は皇后から知恵を借り、凌不疑の出征を認めるよう文帝を説得する。そして出征前夜、少商は密かに軍営に潜入し…。

  • 第42話 家門の災い

    凌不疑が寿春に出征し成婚の準備に忙しい程少商だったが、突然程家に災難が襲い掛かる。勅命で銅牛県に向かった程始が銅牛県令の顔忠と銅を運び出して敵に投降した疑いをかけられたのだ。朝臣らが程一族の断罪を叫ぶ中、頭を悩ませた文帝は真相の解明を命じる。一報を聞いた少商も袁慎の馬車で曲陵侯府に戻るが、以前凌不疑が痛めつけた御史中丞の弟、左将軍が既に乗り込んでいた。少商と袁慎は理を唱えて左将軍を追い返すも、程一家は廷尉府へ投獄されることになり…。

  • 第43話 鴛鴦将軍

    皇后は程少商の思いをくみ廷尉府に投獄されている家族に会いに行くことを許可、城門を出るための令牌も渡す。しかし皇后に迷惑をかけたくない少商は、令牌と命令書を偽装して家族に会いに行き、荷車に紛れて銅牛県の城内へ侵入を試みる。一方、出征中の凌不疑は寿春への食糧の補給を断つべく補給隊を襲撃し将軍を捕らえる。自軍の犠牲を最小限に抑えるため寿春が自滅するまで待つ構えの凌不疑だったが、銅牛県の事件と程家投獄、そして少商が都から逃亡したとの知らせが入り…。

  • 第44話 降って湧いた功労者

    寿春を制し銅牛県入りした凌不疑。県令と程始の失踪後、銅牛県は彭坤の副将・馬栄に占領されていたが楼犇がこれを説得して銅牛県を解放、その後に馬栄は彭坤の残党に殺されており、県令と程始の潔白を証明する鍵となる県丞も収監されていた牢が火事となり死んでしまう。その牢には銅牛県に侵入した程少商の姿が。凌不疑と少商は火事で亡くなった李県丞の葬儀を訪れると、李夫人が周囲を警戒しながら手がかりを2人に残す。2人はその手がかりから銅牛県の郊外へ向かうと…。

  • 第45話 行き場なき志

    銅牛県の事案で凌不疑と程少商は楼犇を疑うも、決定的な証拠は見つかっていなかった。その頃、廷尉府の牢を花嫁衣装を着た万萋萋が訪れ、その場で程頌に嫁ぐことを宣言する。萋萋の一途な情に感動した程老夫人と蕭元イーは程頌を万家の婿養子にやることを許可するのだった。そして銅牛県で功績を上げた楼犇を祝うため、楼家では大勢の客を招いて宴が開かれていた。そこに凌不疑と程少商、袁慎が乗り込んでくる。3人は楼犇が周到に画策した計画を1つ1つ暴いていき…。

  • 第46話 疑念

    銅牛県の事案は解決し程始も無事救出され、屋敷に戻ってくる。子弟の前途を阻んだとして罪を問われた楼太傅は妻に責任を転嫁、楼大房夫人は実家に戻され太傅自身も故郷へ戻されることに。一方の楼ヤオは何昭君を連れカ県へ赴任することになる。しかし楼犇の妻・王延姫は身ごもったまま入水し行方知れずとなっていた。そんな中、凌不疑と少商が霍君華のもとを訪れると、霍君華が凌不疑に好物の杏仁菓子を食べさせる。しかし帰りの馬車で凌不疑の体中に発疹ができて…。

  • 第47話 歯形の誓い

    凌不疑は廷尉獄にいた彭坤の身柄を奪い独断で拷問にかける。彭坤は孤城の真相を知る当事者でもあった。しかし凌不疑の行動に対し左御史中丞はここぞとばかりに非難の声を上げる。そんな中、独房にどこからか花びらが撒かれ、重度の喘息を患う彭坤は死んでしまう。凌不疑は凌益による口封じだと確信するも、重要な証人を殺された無念さで酒をあおる。程少商はそんな凌不疑に全てを打ち明けてほしいと訴えるが、そこへ霍君華危篤の知らせが届き…。

  • 第48話 宿願、ここに果たせり

    霍君華が亡くなり、帝后は凌不疑と程少商が喪中前に成婚できるよう翌々日を婚礼の儀と定める。そして凌家でも凌益の五十路の生辰祝いが開かれることになり、一族は集結していた。珍しく宴への参加を表明した凌不疑を警戒する淳于氏に、凌益は激しい剣幕を見せ警告する。一方、実家に戻ろうとした少商の前に凌不疑が現れる。何も打ち明けなかった凌不疑の姿に少商はある決意を見て取る。その夜、宴に参加するため城陽侯府を訪れた凌不疑は、凌益に特別な祝いの品を渡し…。

  • 第49話 捨てられし者の矜持

    城陽侯府の外に凌不疑に恨みを持つ左将軍が兵を率いて待ち受ける中、少商は負傷した凌不疑を馬に乗せて逃亡する。崖まで追い詰められると、凌不疑は少商を残して崖下に飛び込み、衝撃を受けた少商は倒れて寝込んでしまう。そんな中、曲陵侯府に三皇子が乗り込んでくる。重臣らが連名で凌不疑を弾劾するというのだ。目を覚ました少商は三皇子と共に参内、左御史中丞が先陣を切って凌不疑の厳罰を求める中、少商は文帝に凌不疑の秘密を明かす…。

  • 第50話 我が名は…

    文帝の命を受け三皇子は凌不疑を崖下から救出、縄を切ろうとした左将軍をその場で取り押さえる。医官の懸命な治療で凌不疑は一命を取り留め、凌不疑の無事を見届けた少商は皇后に自分の思いの丈を告げ、城陽侯夫人が収監される牢へと足を運ぶ。一方の朝堂では意識を取り戻した凌不疑が、孤城陥落の真相を語っていた。凌益が父・霍チョンを殺してレイ帝の軍を入城させたことで将兵や民、従兄の阿狸も殺されてしまい、唯一生き残ったのが自分と叔母の霍君華だった…。

  • 第51話 それぞれの区切り

    凌不疑が霍無傷と名乗った瞬間、文帝は痛ましさで崩れ落ちる。それでも左御史中丞が弾劾をやめぬ中、左氏がレイ帝の残党である田朔と結託していたことを三皇子が暴く。程少商は凌不疑が復讐するしか道はなかった心情に理解は示すも、裏切られたことが許せず婚約の解消を願い出る。一方の皇后も文帝に対し、皇后の座と太子も廃してほしいと懇願するのだった。こうして皇后と太子は廃され、凌不疑も霍不疑と改名して贖罪のため北西に7年駐留することになる。その出発の日、少商も新たな決断を下し…。

  • 第52話 歳月を経て

    霍不疑が北西に発った日、程少商は宣皇后の世話をするため長秋宮に入る。その後、程家では家族の婚儀が行われ新しい命も誕生していたが少商が家に戻ることは一度もなかった。そして5年後、宣皇后の病は悪化の一途を辿っていたため、文帝は霍不疑を都に戻す命を下す。一方、袁慎は宣皇后を安心させるためにも自分に嫁ぐよう少商に求婚する。縁談を進めるため皇宮を出ようとした2人の前に現れたのは都に戻った霍不疑だった。その夜、長秋宮では珍しく客人を迎えていた。駱済通は少商に自分と霍不疑の情について語り始め…。

  • 第53話 長秋からの旅立ち

    霍不疑から別の者に再嫁するよう嫁荷を贈られてしまった駱済通は、程少商のもとを訪れ自分の所業をわび、宣皇后を治療できる神医の家に案内すると告げる。一方、霍不疑は病床にある宣皇后のもとを訪れ自分の過ちと悔恨の念を吐露していた。そこへ少商が駱済通と都の郊外へ向かったと報告が入る。駱済通は少商を殺す気でいた。霍不疑は何とか少商を救い出し駱済通を乗せた馬車は谷底へ転落する。しかし少商の態度は頑なだった。そんな中、2人のもとに宣皇后危篤の知らせが届き…。

  • 第54話 母娘の雪解け

    宣皇后が亡くなり程少商は霍不疑に胸の内を告げ、互いにしっかり生きていこうと言葉を交わして別れ、袁慎には成婚することはできないと伝える。家に戻った少商を母の蕭元イーは優しく迎え、当時の自分の過ちをわびる。少商もその気持ちを受け入れ母娘の長きにわたるわだかまりはようやく解消していく。そして宣皇后の四十九日が過ぎ、宣皇后の故郷に向かう少商の前に楼リーが現れる。カ県の県衙に招かれた少商を県令になった楼ヤオと夫人の何昭君も出迎えるが、食事の席で身重の何昭君が苦しみだし…。

  • 第55話 肩を並べる時

    突然襲い掛かってきた楼リー。程少商は家廟の仕掛けを見抜き、何昭君を連れて密室へ逃げ込む。密室にはレイ帝残党の陰謀を嗅ぎつけた袁慎が捕らわれの身になっていた。一方、カ県に入った霍不疑と黒甲衛に残党たちが襲い掛かる。霍不疑は罠だと知りながら少商たちのいる密室へと突入するが、そこに現れたのは川に身投げしたはずの王延姫だった。田朔によって一命を取り留めた王延姫は、夫・楼犇の敵を討つためこの局面を作り上げるが…。

  • 第56話 (最終話) 輝く星河の下

    天下の食糧を担う郭村と国の未来を担う太子に危険が迫ると知った霍不疑と程少商。二人は互いを信じ、それぞれ救出に向かう。少商は郭村を焼き討ちするレイ帝残党の計画を阻止するべく奮闘していたが、田朔の放った刺客たちが次々と村へ火の矢を放つ。その頃、霍不疑は間一髪のところで太子の命を救うも郭村からは火の手が上がっていた。田朔は尊い身分の太子を守るか、愛する女と民を守るかの選択を霍不疑に問いかける…。

作品詳細

戦乱のため、生まれてすぐに両親と離れた程少商(チョン・シャオシャン)は、母のことを嫌う祖母と叔母に“鈍才教育”で育てられ、食事すらままならずに命の危機に瀕する。そうしてようやく迎えた両親の大軍の凱旋だったが、他人の子供に優しく、自分の子供には厳しい母からの待遇に失望し、実家から逃げるため結婚を望むようになった。そんな中、程少商は皇帝の義理の子である将軍・凌不疑(リン・ブーイー)、才知のすぐれた侍中・袁慎(ユエン・シェン)、名門一族の次男・楼ヤオ(ロウ・ヤオ)、それぞれの個性と魅力がある三人の男性と出会う。その後、凌不疑らとの関係に嫉妬する名門令嬢たちに散々いじめられつつも、母を含めた周囲の否定的な意見を乗り越え、ついに凌不疑と婚約した程少商だが、凌不疑はある秘密を抱えていて…

キャスト

ウー・レイ チャオ・ルースー

スタッフ

[監督]費振翔

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