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ロング・シーズン 長く遠い殺人
ロング・シーズン 長く遠い殺人
440ポイント~

ロング・シーズン 長く遠い殺人

中国レビューサイトで9.4点を記録した“完璧なドラマ”、日本上陸!!『バッド・キッズ』の監督と主演俳優が再びタッグを組み、中国全土を熱狂させた極上のミステリー!!

2023年

字幕

  • エピソード
  • 作品詳細
  • 第1話

    2016年樺林市。タクシードライバーのゴン彪は、買ったばかりの車を同僚たちに見せていた。そこに現れた義兄の王響が指摘する――この車は一度、水に浸かっているぞ、と。オーバーホールをした痕跡もあるという言葉に、「だまされたかな」と顔を曇らせるゴン彪。その不安は予想だにしない災難となって、彼の身に降りかかる。ゴン彪と同じナンバーの車が、鉄西区で人をはねたというのだ。偽造ナンバーが使われた可能性も浮上し、彼の車は警察に押収される羽目に…。

  • 第2話

    王響は、「バラバラ殺人」と聞いて以来、吐き気が止まらずに入院していた。そんな彼のもとに、取材班を伴って工場長の宋玉坤が。「樺鋼の労働者は皆、君に学ぶべきだ」というお言葉まで頂戴し、その様子が新聞にも掲載されたとあって、ご満悦の王響。しかし彼の妻・羅美素は「写真を見て犯人が報復に来ない?」とおびえるのだった。一方、バラバラ殺人事件の捜査に当たる馬徳勝は、未だ身元の判明しない被害者を特定するため、行方不明者の調査を始め…。

  • 第3話

    ゴン彪はゲームセンターでの違法賭博に精を出していた。そこにガサ入れが。電話に出ないゴン彪の居場所を探し当てた王響も運悪くその場にいたため、2人とも公安局の厄介になってしまうのだった。やがて、どうにか釈放はされたものの、彼らの心には重くのしかかるものがあった。小露の一件である。「事の発端は偽造ナンバー車だと思わないか?」。彼女のために真相を突き止めたいが、素人2人で“捜査”は心許ない。彼らは元刑事課長・馬徳勝の協力を仰ぐことに…。

  • 第4話

    殺人事件の捜査に協力し、その手柄を会社にアピールする――“一時帰休”という名のリストラの危機に脅える王響は、そんな一発逆転を狙っていた。捜査チームに入れてほしいという彼の頼みを、一旦はやんわり断った馬徳勝だったが、樺林市で起こった事件の捜査には、市の核を成す樺林鋼鉄の内部に協力者を作るのが得策だと考えを改める。“俺の目になれ”という馬課長の言葉に発奮した王響は、バラバラ死体の遺棄現場と犯行時間についての推理を披露し…。

  • 第5話

    王響は工場で不審なトラックを見かける。計量室の李巧雲によると、書類上は何も問題はないということだったが、平静を装いながらも何かを隠しているような同僚たちの素振りに疑いを深めた彼は、廃棄処分となった機器の横流しが行われていることを突き止めるのだった。一味の元締めらしいケイ建春に「犯罪だぞ」と警告する王響。ケイ課長は “袖の下”を渡して口止めしようとするが、おとなしくそれに応じる王響ではない。やがて彼の身の回りに不穏な出来事が…。

  • 第6話

    王陽は突然アルバイトを辞めた沈墨を橋の上に呼び出し、「君が好きだ」と告白するが、あえなくフラれてしまう。それでもめげない彼は、「絶対諦めない」と無謀な賭けに出るのだった。一方、王響は息子の就職を世話してもらうため、工場長の宋玉坤に高価な酒を手渡すことに。事務所まで行ったものの、賄賂を贈るような罪悪感にさいなまれ、迷っているうちに、いつしか日は暮れていた。ようやく宋の部屋へと向かった彼は、思いがけない“現場”を目撃してしまい…。

  • 第7話

    張り込みをサボっていたゴン彪が、怪しい男を捕まえた。それは偽造ナンバーをつけたタクシーで通行人を轢いた張本人であった。事件について口を割る気配がない男を、警察に突き出す王響たち。しかしその時、警察官に食い下がり、轢かれた被害者の身元を調べるように念を押す王響の姿に、馬徳勝は疑念を抱く。「何を調べてる?」――現役の刑事のように真顔で問いただす馬徳勝を、これ以上ごまかしきれないと考えた王響は「轢かれた人物が、陽児を死なせた」と告げ…。

  • 第8話

    「答えろ、沈墨はどこだ。一体、何があった?」。ビデオ館で隋東を問い詰める王陽。しかし彼は、兄貴分の傅衛軍から預かったというメモを手渡してくれただけだった。そこへ王響と曲波が。王陽は、父親に居場所をチクったと曲波を責めて殴り、騒ぎはさらに大きくなってしまう。息子を家に連れ帰った王響は、「男同士で話そう」と切り出す。そして王陽の部屋で2人きりになると、血の付いた防護服を取り出して尋ねた。「お前は人を殺したのか?」と…。

  • 第9話

    ひき逃げ事件の捜査を続ける馬徳勝は、思いがけない人物と出くわす。それは沈棟梁――かつて樺林市を騒がせたバラバラ殺人事件の関係者である。しかも、ひき逃げ犯はその息子・沈輝だというではないか。彼は2つの事件に何らかの関係があると睨み、かつての部下で今は局長となっている李群を呼び出して、過去の調書を確認したいと持ちかけるのだった。当然断られたものの、馬徳勝はいつもの王響・ゴン彪コンビと共に捜査を続行。沈棟梁の家を突き止めるが…。

  • 第10話

    ビクトリア・クラブで飲んでいた盧文仲の携帯電話に着信が。相手は沈墨である。指定された場所で彼女を拾うと、教科書を取りに友達の所に寄りたいと言う。沈墨と夜を共にできると思い込んでいる盧文仲は、尾行しているバイクがあることにも気づかずに車を走らせ、 導かれるままビデオ館へと足を踏み入れるのだった。2人きりの室内で、沈墨をベッドに押し倒し、嫌がる彼女の首筋にキスをする盧文仲。「私は人間よ。動物じゃない」――そう告げた沈墨は…。

  • 第11話

    馬徳勝は単身、沈棟梁を訪ねた。沈墨について質問する馬徳勝に対し、警戒感を隠しきれない沈棟梁。馬徳勝が確かめようとしていたのは、沈墨の通う大学の掲示板に貼りだされた告発状と写真について。その“犯人”が沈棟梁であると確信した馬徳勝は、「人でなしが」と叫び、彼につかみかかるのだった。同じ頃、自室に閉じ込められていた王陽は、母親の隙を突いて逃げ出し、行方が分からなくなってしまう。一方、傅衛軍は沈墨に“王陽と逃げて”と書き置きを残し…。

  • 第12話 (最終話)

    王響の家には機関区の同僚をはじめとする樺鋼の人々が集まっていた。王陽を弔うためである。自分の写真が載った新聞をどかし、息子の遺影を壁に掛ける王響。しかし、羅美素はそれを嫌い、遺影をサイドボードの中にしまい込むのだった。皆が沈痛な面持ちで食卓を囲むなか、妙に明るく振る舞う彼女の姿は、誰の目にも不釣り合いに見えた。そこへ、馬徳勝が。王響は、「お悔やみを言いに来た」という彼を外へと連れ出し、息子の死の真相を突き止めろと詰め寄り…。

作品詳細

製鉄工場の機関車運転士だった王響(ワン・シアン)は、一人息子を亡くして心身ともに疲れ果て、今ではタクシードライバーとして生計を立てていた。そして、かつて同じ工場で働いていた弟分のゴン彪(ゴン・ビアオ)もまた、王響と同じく運転手を生業とすることに。ところが、ゴン彪が苦労して手に入れたタクシーと同じナンバーの車が人身事故を起こしていたことが発覚。彼のタクシーは警察によって差し押さえられてしまう。このまま黙ってはいられないと、交通事故について独自に“捜査”を開始する王響とゴン彪。そのありふれた事故が、18年前に起きたバラバラ殺人事件につながっていたとも知らず…。

キャスト

ファン・ウェイ チン・ハオ チェン・ミンハオ リー・ゴンシー リウ・イーティエ ジアン・チーミン リウ・リン ワン・ジアジア

スタッフ

[監督]シン・シュアン[原作・脚本]ユー・シアオチエン[脚本]パン・イーラン/チェン・ジー[撮影監督]チャオ・ミン[編集]ルー・ディー[オリジナル音楽]ディン・コー[美術監督]ユー・ハオラン[衣装デザイン]ティエン・ジュアンジュアン

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