THE DAYS
福島第一原子力発電所での事故を、事実に基づき、忠実に、壮大なスケールと緊迫感で描いた社会派エンターテイメント
2023年 8話
予告編
- エピソード
- 作品詳細
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第1話 福島第一原発は水没しました
2011年3月11日、日本の首都・東京から225キロにある福島第一原発を高さ15メートルの大津波が襲った。波に飲まれた4基の原子炉は冷却機能を失い、暴走を始める。
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第2話 避難の必要はありません
事故の詳細を知りたがる日本政府。政府からの問い合わせに対し、福島第一原発の回答は「何もわかりません」の一言だった。現場が何か隠しているのではないかと訝しがる政府。政府は会見で「あわてることなく自宅で待機するように」と国民に伝える。
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第3話 放出する放射性物質は少量です
冷却機能を失った原子炉では核燃料が溶け始め、原子炉格納容器の圧力が上昇を続ける。このままでは格納容器が破裂すると判断した東電は、内部のガスを大気中に放出するという手段を選択する。
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第4話 福島を見捨てることになる
全電源を失った状況では、遠隔スイッチで格納容器内のガスを放出することはできないため、人間の手で行うこととなる。運転員の何人かが後ろめたさを抱えながらも「この場から避難したい」と言い出す。
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第5話 うちの会社は狂ってる
温度上昇を続ける核燃料を冷却するため、福島第一原発の所長は原子炉への海水の注入を決断する。しかし、東電本店からの返答は「政府のメンツを潰すわけに行かない。許可が出るまで待て」というものだった。
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第6話 俺は生きて帰るわけにいかなくなった
必死の作業の末、格納容器の圧力がわずかだが下がったという報告が入る。東電本店からは「今がチャンスだ」とさらに作業を急ぐように指示が下るが、所長は「もう少し様子を見たい」と断るのだった。
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第7話 撤退基準を決めてください
2度の爆発で原発所員たちの士気は下がり、作業は停滞する。政府や東電本店は冷却作業の遅れにいら立ち、現場の発電所員たちに罵声を浴びせる。一方で格納容器の圧力は上がり続ける。所長は東電本店に所員の撤退を申し入れる。
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第8話 (最終話) 日本崩壊のシナリオ
首相が旧知の科学者に助言を求める。日本の3分の1に及ぶ国土が汚染され、東京、神奈川、千葉など日本の主要都市に数十年に渡り人が住めなくなるという絶望的なシミュレーションが首相に伝えられる
作品詳細
2011年3月11日、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震とそれに伴う大津波は、東日本一帯に甚大な被害をもたらした。そして、それは人類がかつて経験したことのない危機の始まりでもあった。リアリティーを追求し、安易な英雄譚や美談に仕立てることを避け、日本政府、電力会社、現場で事故に対峙した人々の3つの視点が交錯する物語を、臨場感あふれる映像で描く全8話のドラマ・シリーズ。