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如意芳霏(にょいほうひ)~夢紡ぐ恋の道~
如意芳霏(にょいほうひ)~夢紡ぐ恋の道~
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如意芳霏(にょいほうひ)~夢紡ぐ恋の道~

その美しさ、神級! 運命で結ばれた男女の宮廷ラブロマンス時代劇!

2020年 40話

字幕

  • エピソード
  • 作品詳細
  • 無料

    第1話 胸騒ぎの始まり

    大虞(だいぐ)国恒京(こうけい)令の次女・傅容(ふ・よう)は明るく活発な性格だが、木から落ち意識を失ったのを機に不吉な夢を見るようになり、胸騒ぎが現実になるのを恐れ始めた。そんな折、巷で大人気の文人・掬水農夫(きくすいのうふ)の文芸評論会が開催されることを知った傅容は、そこで何かが起こりそうな不安に襲われる。何とか招待状を手に入れ評論会に足を運ぶと、不安が的中し会場の梁が落下して大混乱に。とっさに傅容が救った相手は、戦線から帰還したばかりの粛(しゅく)王・徐晋(じょ・しん)だった。

  • 第2話 金翊衛の新大統領

    徐晋は戦場で起きた兵糧の横領事件を追及するため、皇帝より期限付きで金翊衛の大統領に任じられる。着任早々、反抗的な兵卒の呉白起(ご・はくき)と手合わせし、圧倒的な強さで勝つ。一方、傅容は徐晋との悪縁を断ち切るべく、彼の下衣を盗もうと金翊衛の軍営に忍び込むが捕まってしまう。そんな傅容を迎えに軍営に来た姉の傅宣(ふ・せん)は呉白起と出会い、彼を見事にやり込める。傅(ふ)府を訪れた掬水農夫は傅容の父・傅品言(ふ・ひんげん)にある意外な提案を持ちかけ…。

  • 第3話 お転婆な書生

    徐晋たちは刺客の襲撃に遭うが、倒した刺客の遺体から旗を発見する。使われた生地から、織雲(しょくうん)坊で作られたものと推測した徐晋は、許嘉(きょ・か)と葛川(かつ・せん)を店へ送り込み、密かに伝票を手に入れる。不審な取り引きを思わせる伝票には、果たして提刑司(ていけいし)按察使(あんさつし)・斉策(せい・さく)の名があった。その頃、傅宣には斉策との縁談が持ち上がっていたが、斉策に不信感を持つ傅容は、掬水小築(きくすいしょうちく)をこっそり抜け出して傅府に戻り、縁談を断るよう姉に迫るのだった。

  • 第4話 酒色の世界に潜入

    傅容は斉策の妹・斉竺(せい・ちく)の結納式に出席するため斉(せい)府を訪れるが、隙を見て屋敷の様子を探り始め、危うく見つかるところを徐晋に救われた。またしても再会した2人は斉策と妓楼・酔春(すいしゅん)閣の女将・秦卿(しん・けい)の密会を目撃、徐晋を狙ったのは斉策で、さらにその背後に黒幕がいることを知る。徐晋は弓の勝負で打ち負かした呉白起を酔春閣に送り込んで騒ぎを起こさせ、混乱に乗じて内部を調べる。同じ頃、傅容は男装して客を装い、自ら酔春閣に乗り込んでいた。

  • 第5話 婚約者の裏の顔

    事件の黒幕を暴くため、粛王は斉策と秦卿を捕まえるべく行動を始める。暗殺計画が露見したことで斉策は母親と斉竺を都から脱出させる。傅容は傅宣と斉策の結婚を阻止するため、傅宣を連れて酔春閣に再び乗り込む。斉策が妓楼にいる事実を目撃した傅宣は、その場で婚約破棄を宣言する。斉策は母親たちと合流を目論むが、あえなく粛王に捕らえられ、皇子暗殺の重罪で投獄されてしまう。残された斉竺と母親は斉策の解放を願うが…。

  • 第6話 願いの灯籠流し

    斉策が妹の斉竺を救うために偽りの供述をして自害し、徐晋は一連の事件を調査する手がかりを失ってしまう。斉竺は成(せい)王・徐茂(じょ・ぼう)の生母・端妃(たんひ)の養女となり宮中へ入ったが、母と兄の後を追おうと入水しかけたところを徐晋に助けられる。蘭香(らんきょう)は文刑(ぶん・けい)の意外な一面を知り、ひかれていく。鳳来儀(ほうらいぎ)と如意(にょい)楼の間では盗作疑惑が持ち上がり、傅宣は自らにかかった嫌疑を見事に晴らす。亡き母を慕う安(あん)王・徐平(じょ・へい)を元気づけようと傅容はあることを思いつく。

  • 第7話 牡丹に秘められた過去

    傅容は掬水農夫の正体を知って驚く。一方、柳如意(りゅう・にょい)は牡丹をかたどった髪飾りを宮中に納めたところ、淑妃(しゅくひ)の禁忌に触れたという理由で投獄されてしまう。傅容は柳如意を救出するため、淑妃が満足する品を改めて作らせてほしいと董方礼(とう・ほうれい)に懇願するが、聞き入れてもらえない。見かねた徐晋が密かに取りなし、やっと機会を与えられる。ある日、傅容を訪ねた徐平は、自分の母親が命を落とした火事に徐晋が関わっていたと偶然知って愕然とする。

  • 第8話 晴天の美景

    玉山まで来てくれた徐平の案内で、傅容は花畑を見つけ、花を手に入れた。だが傅容を守ろうとした徐平は蛇にかまれ、意識を失ってしまう。徐平は昏睡中、10年前に別れた母・温(おん)太妃の夢を見る。如意楼に戻った傅容は皆と力を合わせ、淑妃に気に入られる髪飾りを作って師匠・柳如意を釈放するため奮闘していた。様子が気になる徐晋が母の淑妃を訪ねた時、皇庫御史の董方礼に伴われた傅容も完成した髪飾り”晴天の美景”を携えやってきた。

  • 第9話 戻らぬ友情

    贈り物を携えて冊封の宴に足を運ぶも、和解どころか斉竺から冷たい言葉を浴びせられ落ち込む傅容。足のケガを見かねた徐晋は傅容を手当てするが、それを見ていた西河郡主(せいがぐんしゅ)は嫉妬の炎を激しく燃え上がらせる。雲羅(うんら)寺での思いがけない出来事や信都(しんと)侯の誕生祝いの宴への乱入から、呉白起に悪い印象を持つ一方で、胸の高鳴りを感じてしまう傅宣。嫉妬心に駆られた西河郡主は、柳如意から贈られた大切な腕輪を傅容から取り上げ、賭け事の賞品にしてしまう。

  • 第10話 過ちの代償

    傅容は信都侯府で侯夫人のいじめに遭い、章晏(しょう・あん)との間で取り交わしていた婚姻の身上書を返却させるという暴挙に出る。それを知った父・傅品言は激怒し、傅容を反省させようと寺に行かせるが、うまくいかない。徐晋の伯父・董方礼は、ただ一度の過ちのために成王・徐茂の傀儡(かいらい)となり、ある奸計(かんけい)に関与させられてしまう。徐晋は、董方礼が洪(こう)村を頻繁に訪れていることを知り、調査をしに現地へ向かうが、そこで傅府の別荘に来ていた傅容と出くわし…。

  • 第11話 小さな目撃者

    徐晋は洪村で調査を開始する。夜、灯籠祭りの人混みの中で、徐晋は董方礼と思しき人物を追うも人違いに終わり、傅容は柳如意らしき後ろ姿を目撃するが見失ってしまう。翌日、徐晋たちはついに手がかりとなる情報を得た。一方、傅容は水痘にかかった官児(かんじ)を看病するうちに自身も感染する。それを知った徐晋が葛川を連れて駆けつけると、意外にも2人の病は水痘ではないことが判明。しかも官児の発病には、ある重大な事実が絡んでいた。

  • 第12話 子を思う親心

    傅容と徐晋は洪村の山で爆薬作りの作業場と思われる洞窟を見つけた。その後2人が官児を連れ都へ戻る途中、偶然、董方礼に会う。馬車の中から董方礼を見た官児は「飴をくれたおじさん」と2人に話した。都へ戻った徐晋が董(とう)府を訪ねると従弟の聞児(ぶんじ)の病状はかなり回復しており、董方礼は神医のおかげだと話す。徐晋は伯父を操る黒幕をあぶり出すため様子を見ることに決めた。一方、呉白起は金翊衛の昭武校尉(しょうぶこうい)を目指し、過酷な訓練を続けていた。

  • 第13話 幸運のお裾分け

    傅容は両親に仕組まれた見合いの席から逃げ出し、街なかで蒙(もう)山に向かう途中の徐晋とばったり会い、馬車に同乗する。2人は蒙山に入った途端、爆音と共に突然の落石に見舞われ、谷に閉じ込められてしまう。谷で一夜を明かしながら傅容は徐晋の生い立ちを聞き、ある約束をして慰めるのだった。董方礼は最後まで何も語ることなく、全ての罪をかぶり、朝議の場で自害を遂げる。徐平は徐茂が手放した爆薬で何かを画策していた。

  • 第14話 消えた太陽

    董方礼の自害の裏に黒幕の存在があることを知った嘉和(かわ)帝は徐晋に真相究明を命じる。傅容は師匠である柳如意が何かを隠していることに思い悩み、徐平に相談に乗ってもらう。そんなある日、大虞国では日食が起こる。その直後の朝廷に吉昌(きつしょう)城外で山の崩落等があった旨の一報が入ってきた。嘉和帝はすぐさま徐晋を現地調査に行かせる。実は全て、嘉和帝に対し積年の恨みを募らせた徐平が吉昌城主の尚開陽(しょう・かいよう)を偽の指令書で操り、起こさせたものだった。

  • 第15話 父と子の断絶

    泰山崩落の調査にやってきた徐晋は徐平の策略にはまりかけるが、運よく難を逃れる。柳如意は尚開陽が隠し持つ帳簿を入手するも、許嘉に追われるうちに落としてしまい、帳簿は徐晋の手に渡る。一方、傅容を捜しに出た傅宣と呉白起は突然の大雨に襲われ、一晩雨宿りを余儀なくされる。最初は警戒していた傅宣だが、呉白起が父との確執を語り始めたのに耳を傾けるうち、彼を誤解していたことに気づく。2人の心は急速に接近するのだった。

  • 第16話 師弟の縁

    徐晋を陥れる計画が露見して嘉和帝から罰を受けた徐茂は、その原因は傅容にあるとして、傅容に痛い目を見せてやろうと悪だくみをする。ひょんな間違いから傅宣が標的になってしまうが、幸いにも呉白起の機転で事なきを得る。一方、傅容は柳如意に腕輪の紋について尋ねるが、またしてもはぐらかされてしまい、2人の関係は悪化する。その後、傅容が再び如意楼を訪ねると、何やら争った形跡が見られた。柳如意の部屋に駆けつけた傅容が目にしたのは…。

  • 第17話 命懸けの逃避行

    傅容は柳如意の死で放心状態のところを殺害の下手人として提刑司の役人・丁鵬(てい・ほう)に捕らえられる。傅宣の抗議と徐晋の助けで、ひとまず下手人から被疑者扱いとなるが審理のため仮牢に送られることに。徐晋は傅容の濡れ衣を晴らそうと調べを進め、柳如意の検視を担当した役人がもう1人いたことを突き止める。徐晋の介入を阻止したい徐茂は「粛王は権力を駆使して罪人の女子をかばった」という噂を広め、それはやがて嘉和帝の耳にも入る。

  • 第18話 川辺に舞う蛍

    傅容と徐晋は検視人の胡銘(こ・めい)を捜し出すため、胡家(こか)村へやってきた。しかし胡銘の実家には母親しかいない。母親から胡銘の居場所を聞き出した2人は急いで向かうが、その途中、追っ手に迫られて川に飛び込む。流れ着いたのは蛍が舞い飛ぶ川辺だった。そこで2人は初めて互いの気持ちを確かめ合い、永遠の愛を誓う。証人になることを承諾した胡銘を伴って都へ戻り、傅容は裁きの場に臨む。徐晋は傅容の弁護をし、傅容の無罪を勝ち取る。

  • 第19話 決意の花嫁

    柳如意の死を嘆き、必ず真相を究明すると誓う傅容。師匠が殺害された際の衣に、徐晋の袖口についていたものと同じ糸くずを発見し、事件の直前に徐晋が如意楼を訪ねた事実を知る。さらに事件直後、如意楼から皇族らしき人物が立ち去ったとの目撃情報を得るに至り、徐晋への疑惑は確信に変わる。その頃徐晋は嘉和帝に、傅容との結婚の許しを懇願していた。側妃との条件付きで裁可が下り、傅容はある決意を胸に粛王府に輿入れするのだった。

  • 第20話 すれ違う贈り物

    婚礼の夜、傅容が徐晋を討ち損じたと知った徐平は、予定どおり配下を送り傅容を連れ去ろうとしたが、駆けつけた徐晋によって阻止された。徐晋はさらに傷を負い、夫婦は別々の部屋で暮らし始める。一方、徐平は傅容と如意楼の令牌のどちらも得られないことにいらだっていた。そして幼き日の思い出を胸に傅容を奪い返すことを誓う。ある日、徐晋は傅容を気遣い特製の菓子を届けさせるが、それは傅容の過敏症を引き起こす落花生入りだった。

  • 第21話 正妃は誰に?

    徐晋に離縁を申し出て粛王府を後にした傅容は、如意楼の隠し扉の先で柳如意の遺書を見つけ、柳如意は徐晋に殺されたのではなかったことを知る。一方、酔い潰れた徐晋は、寝言で傅容に胸の内を明かす。2人の関係は修復されるかと思いきや、傅容が徐晋を刺したこと、そして粛王府を無断で抜け出したことが嘉和帝に露呈してしまったことで、正妃を娶るよう命が下された。そこで徐晋は候補の中から“ふさわしい”女子を選ぶことに。

  • 第22話 嘘の行方

    徐晋の正妃候補が相次いで病を患ったという噂が世間に広まり憂慮する嘉和帝。西河郡主は、すかさず輿入れの名乗りを上げるが、粛王府の使用人を密偵にしていたことがばれ、徐晋から手痛く振られてしまう。嘉和帝は正妃の選定の件をいったん棚上げし、徐晋に傅容の再教育を命じる。奔放に振る舞う傅容を何とかしようと淑妃は一計を案じ、徐晋は余命いくばくもないという嘘をつく。思い詰めた傅容は徐晋のため、ある危険な治療法を試そうとする。

  • 第23話 使命を抱いた勇者

    嘉和帝は虎驍(こきょう)営で不正が行われているとの情報をつかみ、徐晋に追及を命じる。演武大会の開催も、勝者を驍勇(ぎょうゆう)将軍として虎驍営に送り込み不正を摘発するためと知った徐晋は、大会に参加する呉白起に勝利の望みを託す。呉白起の父・信都侯は私欲に目がくらむあまり、我が子が驍勇将軍に就くことを阻止すべく成王と密談を交わす。演武大会が始まる直前、徐晋は呉白起が妨害を受けるであろうことを予想し、本人に注意を喚起するのだった。

  • 第24話 勇者を狙う矢

    演武大会が始まる前、徐茂に追い詰められた傅容は徐平に救われる。演武大会の旗争奪戦では呉白起が数々の障害物を乗り越えて旗を手にしたが矢に打たれる。だが刺さる直前、徐晋が矢を折ったことで大事に至らずに済み、呉白起は驍勇将軍に封じられて虎驍営を率いることとなった。呉白起の阻止に失敗した徐茂は腹いせに傅容を狙おうとする。その頃、傅宣は傅容の衣を着て呉白起の軍営を訪ねていた。仲むつまじく語り合う2人を刺客の矢が狙う。

  • 第25話 死に際の情け

    信都侯は武器横領の拠点としていた苦水(くすい)村を徐晋に突き止められ、逃亡を図る。その道すがらに対面した呉白起を偽りの涙で欺くとまたもや逃げ、屋敷にたどりつく。そこへ徐晋たちが乗り込んできて進退窮まった信都侯は自爆して果てる。しかし信都侯はその直前、爆発に巻き込まないよう呉白起をわざと罵倒し、遠ざけていた。名も記されていない墓標の前で父への憎しみと思慕のはざまで苦しむ呉白起を傅宣は優しく諭し、また見守るのだった。

  • 第26話 七色の光

    信都侯の悪事を暴いたことで、嘉和帝は再び徐晋に金翊衛を任せることにした。だが大統領に再任する条件として、正妃を娶るか傅容との離縁が突きつけられた。徐晋はそれを傅容に打ち明けられないまま、苦水村の調査へ向かう。傅容は如意楼の再開を目前に控え、庶民向けの簪作りに励むが、納得のいく品に仕上がらない。そこで、柳如意の残した図案に記された許(きょ)という職人を訪ねる。許は“七色の光”を探し当てたら、傅容に簪作りを教えると約束する。

  • 第27話 湖畔の貝殻

    “七色の光”を探すのに苦労する傅容だったが、許職人を手助けしたおかげで細金(さいきん)工法を教わる。そして庶民のための髪飾りを完成させた。そこに宮中から装飾店の選考会の話が舞い込み、傅容は参加を決める。選考会が近づき、傅容は許職人を訪ね、“七色の光”に助言をもらい、湖へ向かう。ついに見つけてきた傅容に許職人は第二の工法を授け、傅容は宮中に献上する品を作り上げる。しかし、選考会開催の裏には端妃の策略が潜んでいた。

  • 第28話 張り巡らされた罠

    端妃は如意楼に盗作の罪を着せようと企むが、傅容が土壇場で作品の構想を変えたため失敗に終わった。淑妃も嘉和帝も如意楼が献上した「蓮花冠(れんかかん)」に賛辞を惜しまず、傅容は斉竺が仕掛けた裏工作にも難なく対処する。こうして如意楼は尚服(しょうふく)局の代行業者に選ばれるが、その後も端妃の執拗な妨害は続いた。やがて傅容は苦心の末、作り上げた品々を宮中に納めるが、端妃はまたもや濡れ衣を着せようと偽の証拠をもって傅容を追い詰めるのだった。

  • 第29話 妻への差し入れ

    傅容が横領の罪で牢に入れられ、傅宣は悲しみに沈む。嘉和帝は傅容が無実だと分かっていたが、次々と災難に見舞われ実家の力も弱い傅容と徐晋を別れさせたいと思っていた。そんな兄に徐平は、傅容なら徐晋のため離縁を受け入れるだろうと助言する。そこへ現れた徐晋は、7日以内に傅容の潔白を証明できなければ墓守となり、生涯都には戻らないと嘉和帝に伝えた。7日の猶予を与えられた徐晋は尚服局の陳司飾(ちんししょく)を訪ね、揺さぶりをかける。

  • 第30話 愛ゆえに哀

    衛陽(えいよう)城で傅容の潔白を証明すべく調査を続ける徐晋の元に、傅容が押印した離縁書が届けられる。徐晋は離縁書への押印を拒否し、調査を続行する。宮中の材料の行方を探すべく亡霊市を訪れた傅容は、そこで徐晋と顔を合わせる。徐晋に離縁の理由を問い詰められるも、かたくなに真実を語ろうとせず、徐晋を遠ざけようとする。宮中の材料を見つけられずにいた傅容は、町を襲撃した山賊の言葉を手がかりに、清風(せいほう)山の山賊の根城に忍び込んだ。

  • 第31話 復讐の鬼

    清風山の山賊の根城にある倉庫で宮中の材料を発見した傅容。偶然会った許嘉と力を合わせ拉致された娘たちを救うが、山賊に見つかり、おとりとなって1人根城に残る。それを知った徐晋と徐平は傅容の救出に向かう。徐晋は救い出した傅容を徐平に託し、山賊を一掃する。ケガを負った徐平を傅容は麓の客桟で世話していたが、何者かにさらわれてしまう。傅容を捜しに山へ来た徐晋が見たのは、死んだ両親の復讐に燃える章晏であった。

  • 第32話 真実を語る文字

    徐晋は清風寨から持ち帰った武器と宮中の材料を提示し、それぞれの横領事件の首謀者は徐茂と端妃であると嘉和帝に告げる。一方徐茂も、物品を横領し山賊と共謀して売りさばいた罪を徐晋になすりつけ、自身の無実を主張した。徐晋は山賊の寨主を参内させ証言を求めるが、徐茂と裏で通じていたその人物は、偽りの証言で徐晋を窮地に追い込む。形勢不利と思われたその時、突然傅容が現れた。許可なく参内した傅容を嘉和帝はとがめたが…。

  • 第33話 師匠への思い

    如意楼が情報を売る機関で柳如意は殺害されたと小七(しょうしち)から聞いた傅容は衝撃を受けるが、如意楼の令牌が見つかれば再建できると信じ、一緒に捜すことを約束する。だが徐晋は関わるのは危険だと難色を示した。その頃、辺境の嶂陽(しょうよう)城では徐晋の師匠・竇炎(とう・えん)将軍が敵の襲撃に対しある策を取るが、都には将軍が敵に投降したと伝わり嘉和帝の怒りを買う。何とかなだめるものの徐晋は出兵を許されず、戦経験のない徐皓(じょ・こう)が名乗りを上げ辺境へ向かうことに。

  • 第34話 兄弟の絆

    徐晋は竇炎将軍の投降による騒乱に傅容を巻き込まぬようわざと離縁を切り出す。また将軍の家族を危険から守るため、粛王府にかくまう。傅容は小七の導きで三おじと再会し、如意楼の令牌の行方を追う手助けを頼まれ、承諾する。九里城外にいた徐皓は城内の竇炎将軍と共に徐晋の作戦により玄翰(げんかん)軍を駆逐して大勝利を収めた。傅容は三おじたちと玄翰の密偵を追い、玄翰に軍事機密を漏らしていた内通者が徐茂であることを突き止める。

  • 第35話 木箱が開けられる時

    町に繰り出した嘉和帝たちは、とある茶館に立ち寄る。隣室では徐茂と玄翰の密偵が密会しており、壁越しに会話を聞いた嘉和帝に徐茂は内通者であることを知られ捕らえられる。一方、鳳冠(ほうかん)に隠されていた師匠の絵の意味を測りかねる傅容を、三おじはかつて柳如意が身を寄せた蓮花(れんか)山荘へ連れていく。荘主のにべもない態度に一旦は引き下がる彼らだったが、その後傅容の腕輪に気づいた荘主は木箱を取り出し、柳如意のことを語り始めるのだった。

  • 第36話 止まらぬ疑惑

    敵国との内通やこれまでの悪事が明らかになった徐茂に極刑が下されたが嘉和帝の恩情により爵位剥奪及び生涯、陵墓の建造に携わる刑にとどまった。徐茂は父に深く感謝する。如意楼掃討の勅命が下され、徐晋は金翊衛を使って調査せざるを得なくなったが手荒な真似は避けるよう指示を出していた。だが小十(しょうじゅう)が深手を負って命を落としてしまう。追い詰めたのは粛王の命を受けた金翊衛だと聞かされた傅容は徐晋の元を訪れ、「敵」と言い放つ。

  • 第37話 暴走する愛

    提刑司が記した如意楼の火事の報告書を読んだ傅容は、徐晋が父の死に関わり、如意楼を徹底的に滅ぼそうとしていると確信し、徐晋との決別の意志を一層強める。玄翰から和親の申し入れを受け、西河郡主は玄翰の新王に嫁ぐことになった。西河郡主は輿入れの条件として、玄翰への道中の警護に徐晋を指名する。それを知った徐平は、傅容を手に入れる最後の障壁である徐晋を始末すべく、玄翰の二王子を巻き込んで、徐晋の暗殺計画を立てる。

  • 第38話 従者の正体

    徐晋が率いる西河公主の輿入れの隊列が玄翰へ向けて出発した。徐皓を餌に徐平に唆された斉竺は途中で公主と共に逃亡を図る。顧ゲン(こ・げん)は傅容に如意楼の火事は徐平と章晏が仕組んだものだったと明かす。徐晋を捜しに行く途中の傅容は、追っ手に迫られていた西河公主を見つけ救ったのもつかの間、斉竺の放った矢によって公主ともども崖に転落する。公主は助けられるも傅容は徐晋と落下し、花が美しく咲く地で意識を取り戻す。そこで2人が出会ったのは…。

  • 第39話 玄翰への旅路

    徐晋と共に輿入れの一行と合流した傅容は、西河公主と再会し無事を喜び合う。万一に備え傅容が公主の替え玉となって輿に乗り、公主は別経路で玄翰へ向かうことになった。道中、一行は刺客に襲われ刃を受けた徐晋は凶手の正体を見破るが、滝の上から蹴落とされてしまう。輿から投げ出され気を失った傅容は傅府で目覚め、徐晋が転落死したらしき知らせに呆然とする。宮中では悲報を受けて放心する嘉和帝に、徐平が恐ろしい提案をするのだった。

  • 第40話 (最終話) 夢の続きを

    傅容に殉葬の聖旨が下され、取り乱した傅宣や呉白起たちが駆けつける中、葛川は徐晋から預かっていた離縁書を差し出す。異変の際、傅容を守れるようにと託されていた離縁書だったが傅容はそれを火にくべ、徐晋に付き添うことで想いに応えると決意した。傅容を入れた棺を運ぶ葬列が進む頃、都へ戻ってきた徐晋は休む間もなく傅容を連れ戻しに自らの墓へと向かう。だが殉葬者の棺を開けると、そこはもぬけの殻だった。

作品詳細

大虞(だいぐ)国、恒京(こうけい)令の次女・傅容(ふ・よう)は、街で人気の仮面の文人・掬水農夫(きくすいのうふ)が開く文芸評論会で何かが起こる、という不吉な夢を見る。それを防ぐため傅容は掬水農夫の屋敷を見張るが、護衛に目をつけられ追われるハメに。そんな傅容を助けたのは、軍部の横領事件の真相を探るために都に戻ってきた皇子、粛(しゅく)王・徐晋(じょ・しん)だった。評論会当日、傅容の予感は的中。屋敷の梁が崩落し、会場は大混乱となる。傅容は間一髪で粛王の命を救うのだが、宮廷での敵が多い粛王は、度々自分の前に現れる傅容が刺客の一味ではないかと疑う。一方、傅容は掬水農夫の屋敷に書生として置いてもらうことになる。ある日、掬水農夫は、傅容が幼い頃に「小さな従者」と呼んでいた幼馴染みは自分だと明かす。傅容は掬水農夫の正体が皇帝の弟、安王・徐平(じょ・へい)とは知らないまま、2人の距離は急速に縮まっていく。そんな中、会うたびに厄災が降りかかる粛王との悪縁を断ち切りたい傅容は、占い師から「縁を切るには相手の下衣を燃やせ」と教わり、それを盗むために粛王の軍営に潜り込む。しかし傅容は粛王に見つかり捕らえられてしまい...。

キャスト

ジュー・ジンイー チャン・ジャーハン

スタッフ

[監督]リン・ジエンロン/チェン・グオホア[脚本]シェン・ムー/ドワンムー・チョンファン/ウェイ・ウェンティン/リー・ユーハン

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