花朝秋月夜~時をかける愛の音色~
中国の配信サイトで累計再生回数3億回超を記録!人気琵琶奏者が古代中国へタイムスリップ!?イケメン楽団副長官と繰り広げる、ロマンス時代劇!
2022年 24話
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第1話 琵琶がつなぐ縁
美貌と実力を兼ね備えた琵琶奏者・李颯颯。恋愛のスキルも高く、常に複数の男性を手玉に取っていた。ある日、独奏会での演奏中、不思議な声が聞こえて目眩が…。目覚めると、そこは、はるか昔の世界で、皆が李颯颯を李茹娘として接している。夫に裏切られた哀れな身の上らしい。残された日記を読み、李茹娘の願いを叶えたら現代に戻れると考えた李颯颯は、任務を果たすために都へ。とある教坊に入ると、そこにいたのは眉目秀麗な青年だった。
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第2話 舞い降りた奇才
宮廷音楽を修練する官設の3つの教坊、左教坊、内教坊、右教坊。それぞれ蘇宗辰、李シン、陸景年が出席し、教坊使の宇巡安を招いて元宵節での演奏について話し合っていた。宇巡安の息子・宇師傑は有名な美食家で、料理店で厄介ごとに巻き込まれた自分を助けてくれた大食いの欣児に一目惚れ。陸景年は、空席となっている琵琶の首席奏者を決めるため、楽師たちに李颯颯の鳳頸琵琶を試し弾きさせる。右教坊が困っていることを知った李颯颯は…。
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第3話 夫への復讐
琵琶泥棒から李茹娘の夫の居場所を聞き出し、妓楼を訪れた李颯颯。夫の陳世賢は女好きで、李茹娘を追い出して側妻を娶ったにもかかわらず、まだ女をあさっていた。疎ましかった正妻が艶やかな姿で現れたことに驚く陳世賢を色仕掛けで虜にし、李颯颯は陳家の全資産を手に入れ、近隣住民の前で夫の悪行を暴露、離縁状を突きつける。夫は投獄され、側妻も屋敷から出ていって平穏に暮らせると思った矢先、大勢の借金取りが押し寄せてきて…。
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第4話 右教坊と左教坊
陸景年は借金を肩代わりする条件として右教坊へ入るよう李颯颯に迫る。そこへ現れたのは左教坊の蘇宗辰だった。蘇宗辰は李颯颯に右教坊よりもいい待遇を提示する。どちらの教坊に入るか決めかねた李颯颯は、右教坊と左教坊を競わせ、最終的に勝ったのは左教坊だった。右教坊は、李颯颯が入らなければ琵琶の首席奏者が決まらず、元宵節の舞台で優勝できない。追い詰められた右教坊の楽師、檀渓は李颯颯を説得しようと…。
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第5話 火事と不審者
李颯颯が右教坊に入ったと知った蘇宗辰は、顔を潰されて激怒する。一方、陸景年は李颯颯の真意が分からず、警戒心を解けずにいた。なかなか練習に参加させてもらえない李颯颯は、生金から陸景年の情報を聞き出そうとする。だが2人で話していると突然、楽器室から火の手が上がった。李颯颯は、火事をきっかけに陸景年の過去を知る。陸景年こそ探していた李茹娘の想い人に違いないと確信した李颯颯は、さっそく距離を詰めようとするが…
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第6話 “女たらし”の素顔
楽器室に火をつけたのは李颯颯だという噂が立ち、楽師たちは陸景年に李颯颯を右教坊から追い出すよう訴える。李颯颯は犯人の手がかりである“香り”が高価な白粉のものだと突きとめるが、購入者が特定できない。焦る李颯颯を尻目に、陸景年は次々と楽師と2人きりになっては親しげに話している。嫉妬にも似た気持ちを覚え、楽師たちに女たらしの陸景年と距離を置くよう忠告するが、実は白粉の持ち主を捜していたのは李颯颯だけではなかった。
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第7話 決起会
元宵節を目前に控えて、右教坊の楽師たちは練習に励んでいた。だが何度試しても皆の息が合わず、思うような合奏ができない。それは、裏切り者が出たことで、楽師たちが互いを信頼できなくなっていたからだった。悩む陸景年に李颯颯がある提案をする。楽師たちの心の壁を取り外すべく決起会を催そうというのだ。決起会は大成功に終わり、皆の団結力が強まる。陸景年と李颯颯の距離もぐっと縮まった。だが右教坊に新しい楽師が入ってきて…。
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第8話 教坊と楽坊
李颯颯は内教坊から異動してきた傲慢な楽師・宋傲晴をうまくやり込め、陸景年から楽団の管理を依頼される。毎日3度の食事を共にすることを条件に承諾し、陸景年との距離をさらに縮めようとするが、練習に身が入らない檀渓の心配をしたことをきっかけに言い争いに。一方、欣児と宇師傑は、民間の楽坊から逃げ出した娘が追われているのを見て追手を撃退。身分の低い楽師の過酷な現状を知った宇師傑は、蘇宗辰に働き口を探すよう頼むが…。
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第9話 新たな仲間
宋傲晴は相変わらず右教坊の楽師たちとぶつかってばかりいた。見かねた李颯颯は、檀渓と宋傲晴に演奏の技量を競わせる。勝ったのは檀渓だった。負けても強気な姿勢を崩さない宋傲晴に、李颯颯は仲間として元宵節を目指したいと語りかける。一方、元香が持っていた手紙を手に入れた蘇宗辰と李シンは、陸景年を民間の楽坊に呼び出す。接客のために出てきた楽師は元香だった。蘇宗辰たちは陸景年に元香との関わりを認めさせようとする。
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第10話 いざ選抜
楽師をさらい、過酷な環境で働かせていた楽坊は太常寺によって閉鎖された。欣児と宇師傑は、自分たちが楽師を助けたことが遠因になったと得意になる。元宵節の選抜が目前に迫ってきた。参加する教坊は多く、右教坊の出番は遅い。李颯颯は人目を引く演出が必要だと考える。最初は反対していた陸景年だったが、実際の演出を見て納得し、力を合わせることにする。選抜当日、楽師たちが会場へ向けて出発すると、思わぬ事態が待ち受けていた。
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第11話 毒の出どころ
選抜の日、陸景年も李颯颯も姿を見せず、成員がそろわない右教坊は演奏を披露できずに終わった。楽師たちは元宵節の舞台に上がる道を閉ざされて意気消沈する。同じ頃、陸景年は毒に当たって倒れた李颯颯の治療に付き添っていた。医者の見立てによれば、毒は致死性の高い石彼。それを聞いた陸景年は、蘇宗辰から贈られた菓子の中に毒が仕込まれていたに違いないと考える。だが怒りに任せて蘇宗辰を殴る陸景年を止めたのは、意外な人物だった。
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第12話 酔仙楼での演奏
李颯颯は元宵節に出場するために、ひもで宙づりになる演出を考えるが、手違いが起きて落下してしまう。駆けつけた陸景年に抱きとめられて事なきを得たが、心配した陸景年が声を荒げたことで2人の間には溝ができてしまった。宇師傑は見合いを断るという名目で、欣児に許婚を演じてほしいと頼む。宇巡安は元宵節の舞台について詳細を詰めるため、関係する役人たちで会議を行うことにする。それを知った陸景年は、魏哲にあることを頼む。
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第13話 想い人に贈る花
元宵節の宴への出場が決まり、右教坊では祝宴が開かれていた。陸景年は、楽師たちが再び一致団結できたのは李颯颯のおかげだと感謝する。何としても元宵節までに陸景年と結婚の約束を取り付けたい李颯颯は、意中の人を探すための催しに彼を連れ出す。だが、欣児に告白しようと奮闘する宇師傑と違って、陸景年は李颯颯に花を贈ろうともしない。そんな中、1人の美女が登場し、音楽に合わせて見事な舞を披露する。夏竺国の王女・許煙織だった。
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第14話 3年前の真実
陸景年は曲当てをして音楽の豊富な知識を披露し、各教坊の副使たちと交流を持つ許煙織の気を引いた。昼食にかこつけて許煙織と2人きりになり、右教坊に舞踊の稽古をつけてくれるよう依頼する。同じ頃、檀渓は同儷大会で出会った書生風の男と会っていた。男は求愛を断った檀渓に対して、思い出に演奏してほしいと頼む。だが実のところ書生に指示を与えていたのは宇巡安だった。宇巡安は3年前の出来事に思いをはせる。
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第15話 舞姫の恋心
ある日、許煙織がお忍びで右教坊へやってきた。許煙織が陸景年に好意を抱いていることに気づいた欣児は気をもむが、李颯颯は、右教坊には許煙織の力が必要だと考え、何も手を打とうとしない。慣れない舞踊の練習で楽師たちの疲れは極限に達しようとしていた。そんな仲間のために精のつく食べ物を探そうと、料理店で薬膳料理を試食した李颯颯は、食べすぎで倒れてしまう。一方、欣児に求婚した宇師傑は彼女を家に連れていくが…。
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第16話 荒山の墓
宇巡安は一計を案じて蘇宗辰と2人きりになる。蘇宗辰は、いつもと違う宇巡安の様子に疑念を抱くが、共通の目的のために手を組むことに。陸景年と李颯颯は、同儷大会で檀渓に近づいた顧川を見張っていた。2人は顧川を捕らえると檀渓に近づいた目的を問い詰める。舞踊の稽古で疲れている楽師たちのため、宇師傑は疲れが和らぐ生薬を探していた。ある商人から雲嶺子という産物を紹介された宇師傑は喜んでそれを買い求めるが…。
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第17話 禁じられた生薬
檀渓は亡くなった姉を偲び、教坊内で供養をしていた。だがそのことがきっかけで、欣児と宇師傑に平民であることを知られてしまう。2人は、自分たちも平民の楽師を救いたいと陸景年に訴える。だが宇巡安が急な病に倒れ、宇師傑は治療に付き添って都を離れた。あくる日、徐寅と蘇宗辰が官兵を連れて右教坊に乗り込んでくる。官兵たちは右教坊の厨房で紅玲草が入った香辛料を見つけた。陸景年は法を犯したとして太常寺に連行されてしまう。
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第18話 黒幕の正体
陸景年は捕えられ、李颯颯は連日、香辛料を売った商人を捜している。右教坊を去る者が続出し、平民の楽師たちは不安を募らせていた。欣児も部屋に閉じこもっていたが、しっかり練習せねばならないと思い直す。欣児の言葉に励まされ、再び結束を強める楽師たち。その姿を、太常寺から抜け出した陸景年と李茹娘が見ていた。陸景年は、一連の経緯から黒幕として浮かぶ人物は1人しかいないと言う。それは彼にとって家族同然の人物だった。
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第19話 右教坊からの追放
宇師傑と欣児は、蘇宗辰を火攻めの拷問にかける。耐えかねた蘇宗辰が真相を白状しようとした矢先、宇巡安が駆けつけた。宇師傑は真相を聞き出せなかったうえ、屋敷に監禁されてしまう。太常寺では、地方の教坊の副使を自害に追い込んだとして魏哲が捕らわれる。徐寅は後ろ盾をなくした陸景年を右教坊から追放し、蘇宗辰を代理の主管に任命した。居場所をなくした陸景年に手を差し伸べたのは許煙織だった。
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第20話 真相究明の旅
檀渓が持っているお守りを見た宇師傑は、以前、父・宇巡安も同じ物を持っていたことに気づく。それを聞いた陸景年と李颯颯は全てを悟った。宇巡安は、宇師傑が屋敷を抜け出し、檀渓の命を救ったと知って激怒し、自ら動き出す。料理店に陸景年を呼び出し、食事を共にしながら、世の不公平をなくそうとする彼の行動にくぎを刺すのだった。陸景年は李颯颯に危険が及ぶことを心配するが、彼女の言葉に励まされ、宇巡安の本当の身分を探るべく単身で冀州へ赴く。
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第21話 悲劇の別れ
蘇宗辰の指導の下、練習に励む李颯颯のところへ生金が慌ててやってくる。生金は冀州に行った陸景年と連絡が取れず焦っていた。だが、陸景年の居場所を知らせる矢文が届き、李颯颯たちは許煙織に護衛を借りて救出に向かうことに。そこで李颯颯たちは廃屋に閉じ込められ、火を放たれてしまう。すべては宇巡安の策略だったのだ。駆けつけた陸景年もなすすべなく立ち尽くすばかりだったが、そこへ現れたのは意外な人物だった。
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第22話 生死を共にする愛
陸景年は、生死を共にする愛を理想としていた。生金からそれを聞いた李颯颯は、これからの陸景年の身を案じて思い悩む。宇巡安についての一件を知った蘇宗辰は、自分がしてしまった事の重大さに気づく。蘇宗辰は左教坊の副使を辞そうと決意するが、それを引きとめたのは陸景年だった。一方、李颯颯は許煙織のもとを訪ねる。1日かけて都の見どころを紹介した李颯颯は意を決して、許煙織にある頼みごとを持ちかけるが…。
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第23話 迫り来る別離
嘘をついて陸景年を遠ざけたものの、彼のことが頭から離れず涙にくれる李颯颯。そんな彼女を右教坊に連れ戻したい宇師傑と欣児は、一計を案じて2人を会わせるが、陸景年の口から出るのは皮肉ばかり。李颯颯は気を失い、一同はその姿を見て驚く。体の一部が消えかかっていたのだ。これまでの経緯をすべて話した李颯颯に、陸景年は自分の思いを打ち明ける。元宵節まであと数日。李颯颯が消えてしまう前に、彼にはやり遂げたいことがあった。
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第24話 (最終話) 元宵節の舞台へ
恐怖心に負けた白桜は右教坊を離れるが、運悪く徐寅に出くわしてしまう。元宵節の日、兵を連れた徐寅が右教坊に現れた。陸景年たちの計画を、白桜がすべて白状してしまったのだ。万事休すかと思われたが、そこへ現れたのは魏哲だった。同じ頃、元宵節の宴が行われている会場では、各楽団が次々に演奏を披露していた。陸景年と楽師たちの到着が遅れる中、ついに右教坊の出番が来てしまう。時を稼ぐため舞台に立ったのは宇師傑だった。
作品詳細
琵琶奏者の李颯颯は演奏会中に不思議な声を聞き、突然、唐代にタイムスリップしてしまう。そこでは不幸な結婚をした元琵琶奏者の李茹娘になっており、彼女が持っている琵琶はまさに自分が大事にしていたアンティークの琵琶だった。それに触れると様々なことが脳裏に浮かぶことから、琵琶に呼ばれてこの時代にやってきたのだと察した李颯颯は、李茹娘の望みを叶えれば現代に戻れるのではないかと考える。