PLASTIC
幻のミュージシャン“エクスネ・ケディ”の音楽と共に、1974年から現代を旅する、鳴りやまない青春の物語
2023年 105分 PG12
予告編
作品詳細
その音楽は再び2人の心を高鳴らすことができるのか―。2018年の夏の終わり。東京から名古屋に引っ越してきたジュンは、ミュージシャンになることを夢見ていた。ギターを抱えて街に飛び出したジュンは、憧れている幻のミュージシャン、エクスネ・ケディの曲を弾き始める。ちょうどその頃、地元の高校生、イブキは大好きなエクスネ・ケディの曲をイヤフォンで聴きながら自転車をこいでいた。そこに聞こえてきた、もうひとつのエクスネ・ケディ。目の前にギターを弾いてシャウトするジュンがいた。運命的な出会いをした2人はエクスネ・ケディの話で意気投合。気がつけば喫茶店で何時間も話し込んでいた。イブキの高校に転校して来たジュンは、イブキが所属する天文部の部室に使われないアンプやスピーカーが放置してあることを発見。早速ギターを弾き始める。最初は迷惑がっていたイブキの友達も、初めてエクスネ・ケディのレコードを聴いて夢中になった。そんな日々のなかでイブキとジュンは惹かれ合うようになり、ある夜、2人は初めてキスをした。それから1年。夢を追い続けるために高校を中退したジュンと、東京の大学に進学すること決めたイブキの間に距離が生まれていた。久しぶりのドライヴでカーステレオからエクスネ・ケディの曲が流れてきても2人の心は弾まない。やがてコロナが社会を大きく変えていく中で、お互いの思いのすれ違いを埋められないままそれぞれの生活が始まる。そして、2022年。エクスネ・ケディが再結成ライヴすることを知って、ジュンとイブキの心は高鳴った。果たしてエクスネ・ケディは再び2人を出会わせることができるのか—。
スタッフ
[監督]宮崎大祐[脚本]宮崎大祐[制作]名古屋学芸大学[プロデューサー]仙頭武則/樋口泰人[音楽]PLASTIC KEDY BAND(C)2023 Nagoya University of Arts and Sciences











