440ポイント~
いとみち
オール青森ロケ。鬼才横浜聡子監督が「市井の人々」を描いた最高傑作!
2020年 116分
予告編
作品詳細
「人が歩げば道ができ、道を振り返れば歴史という景色が見えるど言う。わあの歴史はまんだ、どごさも見当たらね」青森県弘前市の高校。日本史の授業で音読をあてられ、相馬いとはこの世代には珍しく激しい津軽弁で、みんなから笑われる。訛りと人見知りで本当の自分を見せることができず、友人もいない。得意だったはずの津軽三味線も気乗りせず、弾かないままずっとしまい込んでいる。そんなもやもやした日々を過ごすいとが意を決して始めたアルバイト先は、なんとメイドカフェ!五能線と奥羽本線を乗り継ぎ“大都会”青森市へ。津軽メイド珈琲店には、やたら丁寧な店長の工藤優一郎、強気なシングルマザーの葛西幸子、漫画家を目指している福士智美がいた。いとはメイド服はばっちり似合って喜んだものの、キメ台詞が言えない。「お、お、おおんがえりなさいませ、ご、ごすずんさま!」。オーナーの成田太郎はその不気味さでびびるいとに「絆」をアツく語る。ある日、テレビのニュースで成田が逮捕されたことが報じられ驚愕するいと。突然のメイドカフェ廃業の危機に、いとが立ち上がった。「わあ、好ぎだ人だぢど、ずっと一緒に働きてえです。まんだいっぺえお客さんさ来てもらいてえんです。三味線弾がせでください!」。
スタッフ
[監督・脚本]横浜聡子[原作]越谷オサム[音楽]渡邊琢磨[エグゼクティブプロデューサー]川村英己 [プロデューサー]松村龍一[撮影]柳島克己[美術]布部雅人/塚本周作[照明]根本伸一[録音]岩丸恒 [編集]普嶋信一[音響効果]渋谷圭介[スタイリスト]藪野麻矢[ヘアメイク]澤田久美子[助監督]松尾崇[制作担当]大川哲史[協力]青森県弘前市/青森県北津軽郡板柳町/青森県平川市[企画協力]新潮社 [制作プロダクション]ドラゴンロケット[宣伝]Lem[配給]アークエンタテインメント[製作]アークエンタテインメント/晶和ホールディング/日誠不動産/RAB青森放送/東奥日報社/ドラゴンロケット(C) 2011 越谷オサム/新潮社 ?2021『いとみち』製作委員会