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屋根の上のバイオリン弾き物語
華やかなハリウッドとブロードウェイの光と影―――そこにはユダヤ人たちの苦難の歴史があった
2022年 88分
字幕
予告編
作品詳細
「カット!その場で待て」「現像してくれ」とノーマン・ジュイソン監督の指示が飛ぶ。映画『屋根の上のバイオリン弾き』の1971年当時の撮影シーンだ。「ユダヤ人しか見に来ない」と言われた映画「屋根の上のバイオリン弾き」。だが、米「ニューヨーカー」誌の名物評論家・故ポーリン・ケイル氏が“最も力強いミュージカル映画”と絶賛したように世界的ヒットを収めた。なぜユダヤ人一家を描いた物語は世界的名作となったのか?撮影から50年後、ジュイソン監督は「なぜ特に思い入れが?」との問いに「冒険だったから」と語る。年頃の5人の娘を持つ主人公テヴィエの物語には普遍的なテーマがあると振り返る。そんなジュイソン監督はトロント生まれ。「物心ついた時からユダヤ人になりたかった」という。故郷を追われたユダヤ人の歴史を映画に取り込み、舞台には不可能な形で描こうとしたのだ。本作は、音楽を担ったジョン・ウィリアムズや主人公テヴィエを演じたトポル、3人の娘役たちへのインタビューやロケ地を巡る困難、舞台セットや撮影に凝らした数々の工夫などを丹念に追い、名作の舞台裏を解き明かし、あらゆる人の心を掴み続ける『屋根の上のバイオリン弾き』の知られざる魅力を明らかにする。
スタッフ
[脚本]マイケル・スラゴウ/ダニエル・レイム[製作]ダニエル・レイム/サシャ・バーマン[製作総指揮]マシュー・H・バーンスタイン[監督・編集]ダニエル・レイム[撮影]アースラフ・アウスタッド/シニサ・クキッチ[音楽]デビッド・レボルト[ナレーション]ジェフ・ゴールドブラム関連キーワード
ダニエル・レイム(C) 2022 Adama Films, LLC